子育て
「習わせたい」「習わせて良かった」と思う習い事もランキング形式で紹介
堀内 麻衣子
ライター
小学校に上がる前、幼児期は子どもの世界が日々広がっていく時期。できることが増えるにつれて、習い事を考え始めるご家庭も多いのではないでしょうか。そんなご家庭に向けて、子どもの成長や関心に寄り添った習い事選びのヒントをまとめました。
更新日2026.03.27
掲載日2026.03.27

小学校入学前の習い事は、いつ始めるか悩む方も少なくありません。この記事では、0〜6歳の子どもを持つママ・パパへのアンケートをもとに、人気の習い事や費用の目安、始めどきや選び方のヒントを紹介します。これから習い事を検討する際の参考にしてみてください。
※この記事は、コズレ調べ「習い事に関する調査」のデータを参照しています。費用はあくまで目安です。
■コズレ調べ「習い事に関する調査」 調査概要
調査主体:ライフネット生命保険株式会社
調査協力:コズレ子育てマーケティング研究所
調査方法:インターネット・リサーチ
調査対象:0歳以上の子を持つ親
調査期間:2025年9月12日~2025年9月29日
有効回答者数:695人

小学校入学前に始める習い事は、大きく次の三つに分けられます。それぞれに異なる目的やねらいがあり、子どもの成長段階や興味に合わせて選ばれています。
小学校入学前の子どもを持つ家庭へのアンケート(※)では、最も多かった習い事は「水泳」。次いで「知育系の通信教材」「体操」「ピアノ」などが上位に挙がりました。いずれも体を動かす運動系、または家庭内で学べる知育・学習系が中心です。
※コズレ調べ「習い事に関する調査2025年9月」
また、習い事をしている家庭のうち7割以上が「一つだけ習い事をしている」という結果も。家庭ごとに目的を絞って、子どもの興味や成長段階に合った習い事を選んでいる様子がうかがえます。
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出典:コズレ調べ「習い事に関する調査2025年9月」よりライフネット生命作成

「まだ早いかな?」など、始めどきを迷われる方も多い習い事ですが、実際には4歳を境に始める家庭が増える傾向があります。
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出典:コズレ調べ「習い事に関する調査2025年9月」よりライフネット生命作成
アンケート結果では、0〜3歳では5〜15%前後だった実施率が、4歳で26%、5歳で31%、6歳では35%と年齢が上がるごとに右肩上がりに。多くの家庭では、4歳になる年少のタイミングで“初めての習い事”を検討し始めているようです。
園生活にも慣れ、集団での活動や先生の指導にも自然に馴染めるこの時期は、子どもにとっても無理なく始めやすいタイミングといえるでしょう。
習い事にかかる費用は、選ぶ内容だけでなく、通う頻度やレッスン時間によっても大きく変わります。まずは、どのくらいのペースで通っている家庭が多いのかを見ていきましょう。

アンケートによると、就学前に習い事をしている家庭の約7割が「週1回以下」と回答しています(※)。園や家庭での生活リズムを優先しながら、無理のないペースで続ける家庭が多いことがわかります。
※コズレ調べ「習い事に関する調査2025年9月」
また、1回あたりのレッスン時間は30〜1時間未満が最も多いという結果に。幼児向けの習い事では、集中力の持続時間や生活リズムに合わせて短時間のレッスンが一般的です。負担の少ない時間設定が、無理なく続けるためのポイントといえるでしょう。
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出典:コズレ調べ「習い事に関する調査2025年9月」よりライフネット生命作成

アンケートでは、習い事にかかる月謝は「5,000〜10,000円未満」が最も多く、次いで「3,000〜5,000円未満」が続きます。全体の約8割が1万円未満に収まっており、多くの家庭がこの範囲で始めていることがわかります。
一方で、「10,000〜15,000円未満」や「15,000円以上」といった、費用をかけて取り組む家庭も一定数見られました。内容や回数によって幅はありますが、まずは月5,000〜10,000円前後を目安に考えておくと良さそうです。
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出典:コズレ調べ「習い事に関する調査2025年9月」よりライフネット生命作成
小学校入学前の子どもたちは、どんな習い事をしているのでしょうか。今回のアンケートでは、「これから習わせたい」習い事と「実際に習わせてよかった」と感じる習い事の両方についてお聞きしました。
結果を見比べると、家庭が大切にしている考え方や、実際に感じた効果の違いが見えてきます。
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出典:コズレ調べ「習い事に関する調査2025年9月」よりライフネット生命作成
1位は水泳。
体力づくりや健康を意識する家庭が多く、「基礎体力をつけたい」「泳げるようになってほしい」といった理由が挙がりました。
2位の英語・英会話は、「将来的に必要」「苦手意識を持ってほしくない」といった理由から、早いうちに英語へ親しませたいと考える家庭が多いようです。
3位のピアノは、「感性を育てたい」「脳の発達によさそう」といった理由のほか、「自分が子どもの頃に習っていたから」といった親世代の経験をきっかけに選ぶ家庭もありました。
このほか、体操やダンスなど体を動かす習い事、知育や通信講座など考える力”を育む習い事も上位に入り、「いろいろな経験をさせたい」という声も見られました。
子どもの年齢や目的に応じて、さまざまな習い事が選ばれていることがわかります。

次に、「実際に通わせてよかった」と感じる習い事を見てみましょう。多くの家庭で選ばれている習い事を中心に、その満足度を紹介します。
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出典:コズレ調べ「習い事に関する調査2025年9月」よりライフネット生命作成
水泳や体操など、体を動かす習い事の満足度が特に高い傾向にあります。できることが増えやすく、成長を実感しやすい点が魅力といえそうです。
一方で、英語・英会話は人気が高いものの、他の習い事に比べて満足度はやや低めでした。幼児期に英語へ親しむことには大きなメリットがありますが、成果の感じ方には個人差があり、思ったほど効果を実感できなかったというケースもあるようです。
英語は短期間で結果が出やすいタイプの習い事ではないため、焦らず、楽しみながら続けることが大切。少しずつ発音やリスニング力など、のちの学びにつながる土台が育っていきます。
全体として、どの習い事も高い満足度が見られました。幼児期の習い事は、子どもの成長を支えながら、毎日の学びをより豊かにしてくれる時間といえるでしょう。
小学校入学前の習い事は、子どもの世界を広げるきっかけになる一方で、「何を基準に選べばいいの?」「どんなペースで始めるのがいいの?」と迷う方も多いでしょう。
ここでは、多くの家庭が習い事を選ぶときに意識しているポイントを紹介します。

最も多かったのは、「子どもが楽しんで通えること」。続いて「性格や興味に合っている」「家から近い・送迎しやすい」が並びました。
また、「料金が無理なく支払える」「子どものやる気」といった項目も上位に入り、「子どもが楽しみながら、家庭の負担なく続けられるかどうか」を重視する家庭が多いことがわかります。
学びの内容や将来のスキルよりも、まずは子どもの「やってみたい」という気持ちに寄り添うこと。そのうえで、生活リズムや家庭のペースに合った通い方を選ぶことが、満足度の高い習い事につながります。
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出典:コズレ調べ「習い事に関する調査2025年9月」よりライフネット生命作成

習い事を決める主体は、年齢によって大きく変化します。3歳未満では約9割の家庭が「親主体で決めた」と回答した一方で、3歳以上になると「親と子どもで一緒に決めた」や「子ども主体で決めた」という割合が増えました。
成長とともに、子どもの意見を取り入れながら選ぶ家庭が多くなっていることがわかります。
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出典:コズレ調べ「習い事に関する調査2025年9月」よりライフネット生命作成
幼児期は、まだ「自分で選ぶ」経験が少ない時期。だからこそ、子どもの好きなことや興味に寄り添いながら、家庭でサポートしていく姿勢が大切です。

では、実際に習い事を選ぶ際は、どんな情報を参考にしている家庭が多いのでしょうか。
選ぶ際に参考にした情報としては、「体験会・見学会」が最も多く、次いで「ママ友・知人の紹介」「家族や親族のアドバイス」が続きました。
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出典:コズレ調べ「習い事に関する調査2025年9月」よりライフネット生命作成
近年は、SNSや口コミを通してリアルな体験談を参考にする家庭も増えています。ただ、情報を鵜呑みにせず、「うちの子に合うかどうか」を確かめる視点が大切です。
実際に体験してみると、子どもの表情や教室の雰囲気など、情報だけではわからない部分に気づくことができます。
現在、習い事をしている家庭へのアンケート(※)では、「月謝の負担」や「送迎・準備の大変さ」を挙げる声が目立ちました。始める前に、費用・通いやすさ・家庭のスケジュールの3点を確認しておくことが大切です。
※コズレ調べ「習い事に関する調査2025年9月」
子どもが楽しんでいても、親の負担が大きいと続けにくいため、無理のない形で両立できる環境を整えましょう。
実際に習い事をしている家庭からは「教室の雰囲気や先生との相性が気になる」という声も多くありました。体験会では、先生の声掛けの仕方や、子どもの反応をよく観察してみましょう。合わないと感じた場合は、いくつか比較してみるのもおすすめです。
子どもが安心して取り組める環境かどうかを見極めることが、長く続けるうえで大切です。
今回のアンケートからは、習い事に対して「楽しさ」や「続けやすさ」を重視している家庭が多いことがわかりました。まずは子どもの好きなことや「やってみたい」という気持ちを起点に、家庭のペースで無理なく始めることが一番です。
習い事は、「将来のため」だけではなく、親子で新しい発見や成長を共有できる時間。お子さまらしいペースで、一歩ずつ前に進んでいけるといいですね。
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