キャリア図鑑 003


- 身につく力
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EEV、責任準備金の算出といった保険会社の重要な指標を策定することを通じて保険数理のプロフェッショナルになることができます。
- この仕事につくには
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- ・十分な数学的な能力が必要です。理工系の大学・大学院を卒業された方や、数学科など数学を専門的に学んだ方なら未経験の新入社員でも担当できます。
- ・現時点ではアクチュアリー試験の合格科目がなくても、今後、数理のプロフェッショナルとして学んでいくという意欲が必要です。
- どんな仕事?
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- ・保険料や責任準備金などの算出
- ・企業価値指標(EEV:ヨーロピアン・エンベディッド・バリューなど)やソルベンシー・マージン比率の算定
- ・数理統計の立案・管理
- ・保険引受けリスクにかかわるリスク評価 など
- ・お客さまに確実に保険金をお支払いし続けるために、保険会社には「財政の健全性の確保」や「保険金制度の公正な運営」が求められます。その実現に必要となる適切な保険料の設定や、経営指標となる様々な数値の算出などを、確率論や統計学を駆使して行う数理的手法のプロフェッショナルが数理です。
- ・例えば、決算担当者は、収益性を示す指標EEVや、健全性指標ソルベンシー・マージン比率など、決算報告に必要となる領域を担当します。株主、投資家、監査当局などにライフネット生命の収益性や健全性を示す重要な指標を導き出す、重要なポジションです。
- この先のステップ
- アクチュアリーとしてのスキルを極めるほか、経営企画、商品開発など、他の職種への異動実績もあります。