ライフネット生命 定期育成採用

転職ストーリー01

全社のデータや情報に触れて
初めて知ることも多く、驚きの連続。
保険事務だけの限られた世界から、
一気に視野が広がりました。

  • 松浦 勉
    経営企画部 ※入社時は、お客さまサービス部 新契約グループ
    2010年7月1日入社
    大手外資系生命保険会社(2004年4月~2010年6月)を経てライフネット生命へ

代理店営業希望が想定外の審査部部門へ

大学は体育学部で、アメリカンフットボール部に所属していました。就職を考えた時に、体育学部といえば営業、営業といえば飛び込みという印象を個人的には強く持っていたのですが、残念ながら自分は人見知り(笑)。そこで、常に初対面ではなく、ある程度決まった方に対して営業ができる代理店営業なら大丈夫かもしれないと思い、そこに照準を合わせてみたら、生命保険会社に行きつきました。
ところが、そんな就職活動の末いざ生命保険会社に入社すると、配属先は代理店営業ではありませんでした。契約審査部で6年程、保険事務や事務企画の仕事をしていました。しかし、ここで見えるのは担当している範囲の限られた世界。もっといろんな世界を見てみたい、バックオフィス系だけではなく生命保険の全体像が幅広く見える環境はないかと思うようになりました。

偶然の出会いだったライフネット生命

そんな矢先に結婚し、家族のことを考えると転勤がない環境を希望するようになり、転職を本格的に考え始めました。初めは周囲に勧められるままに他業種の面接を受けたりしましたが、やっぱり生命保険の仕事がしたいという想いは変わらず、そんな時に同業界から初めて面接のオファーをいただいたのがライフネット生命でした。
けれども、当時はベンチャー企業たるものテンション高くバリバリ働くというイメージ。そこに違和感があり、最初の面接あたりはむしろ“引き気味”でした。しかし、お客さまサービス部の部門長は懐が深く落ち着いた印象で、一緒に働く新契約チームの全員に会わせていただくなど、何回も足を運んだ後に正式エントリーしました。積極的に転職活動をしていた訳ではないので、選考が進んでいたのはライフネット生命だけ。もし落ちていたら、しばらく元のまま勤めていたでしょうね。そのぐらい、偶然の出会いでした。
当時“ネット生保の可能性”は生命保険業界でも話題だったので、転職を明かした時も同僚からのネガティブな反応はなく、先輩からは「前向きな転職でうらやましいよ」とも言ってもらえました。その反応から、改めて自分の転職は間違っていないと感じることができました。

前向きな空気感と幅広い仕事ができる環境が魅力

ライフネット生命に入って、最初に感じたのは“細かいところまで数字でチェックしている”ということ。以前の職場では触れることができなかった全社のデータや情報に触れて初めて知ることも多く、驚きの連続でした。なにしろ、社内に流通している情報の質と量が全然違う。それに、生命保険に留まらないIT関連の情報も入ってくる。
実際の業務については、一人ひとりの守備範囲が広い。見方を変えると大変になったとも言えますが、保険事務という役割を遂行するだけの限られた世界から一気に視野が広がり、まだまだ知らないことがたくさんあるという現実を知りました。当社の特徴として、オフィス内が前向きな空気感に満ちているため、しっかり考え抜いたうえで手を挙げれば“やってみろ”という環境です。入社して間もない時期に査定プロセスの改善プロジェクトに関わることができたのは得難い経験でした。大手の生命保険会社では、業務プロセスを大きく変更することは大変ハードルが高いものですが、ライフネット生命の規模であれば、改善による効果が十分見込める場合はどんどん挑戦することができます。
小回りの利く規模のため、部門間の距離が近いことも特徴です。前の会社では、日常業務の範囲で商品開発部や経営企画部といった別部署との接点はあまりありませんでしたし、保険計理人がすぐ近くにいるということもなかった。しかし、当社はフロアを上がればすぐ話ができます。ちょっと教えて欲しいことや相談などは、ふらっと出向いて声をかければ何らかの反応が返ってくる。バックグラウンドも生命保険業界出身者だけでなく、コンサルやベンチャー出身者など、さまざまな経歴の人たちが集まっているので刺激を得ることができますし、自分の専門分野にもいい影響を感じます。もちろん、そこからの摩擦もありますが、それぞれの強みを融合させて前に進めることができれば、より筋肉質な組織になると思っています。

いまの仕事に悶々としている人こそ来てほしい!

大きな会社の縦割体制で仕事をしていると、幅広い業務の経験をするにはジョブローテーションが必要ですが、ライフネット生命なら若いうちから様々な仕事に関わることができます。逆に言うと、“これはできますがこれ以外はできません”というスタンスの人には難しい会社かもしれません。専門性は大事ですが、そこにこだわることなく視野を広げて適応できる人や、いろいろな事ができる環境に魅力を感じる人にはとてもいい環境ですね。大きい会社で、自分の仕事に悶々としている人にこそ来てほしいです!

(部署名・役職などは、2015年インタビュー実施当時のものです)