当社が、生命保険では初となる本格的な個人向け就業不能保険(働く人への保険)を発売したのが2010年の2月です。あれから8年が経過して、当社の就業不能保険の保有契約はおかげさまで昨年末に4万件を超えました。
昨年あたりからこの分野に新商品を投入する会社が増えてきたことで、TVCMを目にしたり、メディアでも取り上げられることが多くなり、就業不能保険という名前だけは聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。
この商品が徐々に認知されてきていることはとても嬉しいのですが、一方で、多くの人にとってまだ馴染みのない商品なので、実際に給付金を受け取れる条件について、誤ったイメージが定着してしまうことを危惧しています。
というのも、商品名などから、病気やケガで現在の仕事ができなくなったり、収入が減ったりすると給付金を受け取れると勘違いしがちですが、実際には、当社商品に限らず一般的に、医師が医学的な見地から「働けない状態にある」と診断することや、所定の障害等級に認定されることなどが条件だったりするので、加入を検討される場合は特に支払条件について慎重に確認することが必要です。
ところで、保険に期待する役割を「めったに起きないが、一旦起きてしまった場合に経済的なダメージが大きい事態に備えるためのもの」とシンプルに捉えると、まさにこの就業不能保険はその代表的な商品と言えるのではないでしょうか。
また、健康保険などの公的な保障が充実している日本においては、公的保障を補完するのが民間が提供する保険の役割だと思うのですが、その点においても、この就業不能保険は多くの就労世代の潜在的なニーズに合致する商品だと思います。
3月は様々なライフイベントを控えて、保険の加入や見直しを検討するにはちょうどよい時期です。その際は、ぜひ就業不能保険も検討対象に入れていただき、複数の商品を比較してご自分のイメージに合った商品を選んでください。
ちなみに、当社の就業不能保険(働く人への保険2)はこちらからご覧いただけます。
※意見に関する部分は会社を代表したものではなく、私の個人的な見解ですのであらかじめご了承ください。
法務部 堤