約4か月ぶりのブログですが、今回もなかなか書くことが思い浮かばずかなり困ってしまいました。ブログのネタに困った時は、無理やりどこかに行く、新しいことをしてみる、本を読むなどをして過去何度も解決してきたのですが、今回はブログのネタになりそうな本を読もうと思い、30冊位積ん読している中から、子育ての本を引っ張り出してきました。
野球、サッカー、ゴルフなど超一流プロスポーツ選手の親たちがどのような子育てをしたのかをまとめた書籍です。10人のスポーツ選手の親にインタビューしているのですが、全員の親が小学生から中学生、人によっては高校生くらいになるまで子どもの練習に付きっきりで、すべてのエネルギーを子どものスポーツに注ぎこんでいたそうです。もちろん超一流プロスポーツ選手になるくらいですから、先天的にそのスポーツに必要な身体的な要素を持ち合わせていることは間違いないですが、子どもの才能を伸ばすことに親自身のすべてを捧げる姿勢は同じ親として、ある意味で尊敬の念すら覚えます。
ある意味で突き抜けているスポーツ選手の親たちですが、自分も一人の親として参考になることがいくつかありました。ほぼ全員の親に共通することをいくつかあげてみます。
・子どもをどこまでも信頼し、濃い時間と愛情を注いだ
・親が子どもを無理に引っ張るのではなく、親の方が子どもの後をついて行く
・子どもと親は対等という姿勢
・全員が褒め上手
・両親の仲が良く、家庭に会話が多い
子育てというと、親と子の関係に着目しがちですが、最後の一つにあるように親同士の関係も子どもの成長に大きな影響を与えることを改めて認識しました。
自分の子どもたちをプロスポーツ選手にしようとは思っていませんが、子ども達の自主性を尊重しているか、大人の目線でなく子どもの目線で接しているかなど自分の子育てを省みるきっかけになりました。
執行役員 成相
