私は環状とトンネルが気になる性分のようです。以前、東京を走る環状電車である山手線の下を通るトンネルの事を書きましたが、今回は地下を走る環状高速道路についてです。
首都高速中央環状線が2015年3月7日についに本当の環状になるそうです。(今までは環状では無かったんですね...)東名高速、中央道、関越道、東北道、常磐道など都心から放射状に延びる高速道路を繋ぐ道路で、都心から半径約8km、円周約47kmの輪です。渋谷・新宿・池袋などの副都心とベイエリア、羽田空港や東京港が繋がります。
今までつながっていなかった池尻大橋-大井間は地下トンネルが高速道路となります。
このトンネル開通直前に徒歩でトンネル内に入れるイベントが開催されたので参加してきました。
いくらトンネル好きでも、単にトンネルを歩くだけでは…ということで、トンネル内には工事の歴史や最新の工法、安全対策、完成することで生まれる経済効果などの説明展示がありました。
その中で一番驚いたのが、地下トンネル内は右側通行である点でした。内回りと外回りはそれぞれ独立したトンネルなのですれ違う事はないのですが、地上の一般道路とは逆になっています。詳しくはこちらのサイトに出ています。
一見、突拍子もないような計画であっても、理にかなっていて、技術やアイディアを駆使することで、より安全で便利なものを生み出すって素晴らしいと思います。
まだ左右逆のトンネルが本当に機能的であるか実証された訳ではありませんが、是非うまく機能してほしいと思います。
お申し込みサポート部の新井山でした。