パエリア

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

年に2回ほど、母親が東京に出てきます。
家にこもるのが好きな母ですが、飛行機に乗って東京に遊びに来られるのは少なからず楽しみなようです。

せっかくだから、とひとりで東京観光にでかけ、私もいったことがないスカイツリーを高所恐怖症にもかかわらず堪能し、東京にしかないんだってーと買い物や展示会に出かけにいく。自由だなあ…。

いっぽうで、散らかった娘の部屋をいそいそと掃除し、足りなくなっている備品を買い揃え、お料理を作り、テレビもない退屈な部屋で本を読んだりラジオを聞いたりして、待ってくれていたりします。

来てくれると、母の愛はでかいなあ…なんて思うわけですが、なんと愛は母が田舎に帰っても残っていたりします。

先日、お腹はすいた、ちゃんとしたものが食べたい、が作る気しないし、いやもうすぐ出かけるし、ああでもおなかすいた~。
とないのをわかっていて、無駄に冷蔵庫を開けたり閉めたり。
ああ、今度からちんしてすぐに食べるピラフとかでも買い置きしておこう…。
冷凍ごはんがあるからお茶漬けしようかな…と思いつつあきらめ悪くごそごそ冷凍庫を探っていると…ぱ…ぱえりあ??

母親の字で、「パエリア、130グラム×2、5月26日。」
パエリアーーーー!!!
冷凍庫ってそんなにもつんだろうかと思いつつ(そのころ9月)、食べると普通の味ー!
ビバー☆

ありがとう。ありがとう、お母さん。
なんでグラム数まで律儀に書いてあるのかよくわからないけど、まあ、気にしない。
噛みしめていただきました、パエリアと母の愛

企画部 加藤


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