還暦にして惑う

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

総務部の鈴木です。還暦社員です。
趣味の一つが山歩きなので、神奈川県の中高年の山の会に入っていて、共済・保険担当をしています。共済は全員加入ですが見舞金程度の金額なので、損害をカバーする実質的な役割は任意加入の保険です。保険というのは将来起こるかもしれない事に対する備えなので、とりあえず未加入でも今はちっとも困りません。それで、会員の皆さんに勧奨するために次のようにお知らせしています。

確率は低いけれども一度起きると自分の人生が変わってしまうとか生活に大きな影響がでるようなことは保険でカバーするようにしてください。
例えば、山であなたが石を落としたら下に人が居て死んでしまったという場合に、訴えられたら何千万円か何億円か請求されるかもしれません。あなたが山の中で崖から落ちてけがをした時に民間のヘリコプターを呼ぶと1分一万円と言われています。捜索しなければならない場合はもっと費用がかかります。こうしたことはあなたの生活に大きく影響することなのでぜひ保険に加入して下さい。日帰りで山へ行く時でも、往復の電車・バス代で4-5千円かかるのが普通です。帰りに反省会をすると更に2-3千円かかります。日帰り山行一日分の費用で1年間の保険に加入することができますから、安いもんですよね、とお願いをしております。

ひるがえって、自分はどうか。還暦になり、幾つかの生命保険の満期が来ています。子どもも手間がかからなくなって大きい金額が不要になったのはありがたいことですし、若い時に生命保険に入ったおかげで中年以降になっても負担が軽かったのは大変楽でした。

でも保険がなくってみると裸になったような不安もあります。

多種多様な保険商品がある中で、ひょっとしたらまだ長いかもしれない人生をどの保険でどれだけカバーしていくか還暦にして惑う保険会社社員でした。

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