気遣う気持ち

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

コンタクトセンターの福田です。

私ごとではあるが、この度、妊娠したことが分かった。
毎晩、晩酌のかかせない毎日だったが、今ではアルコールの匂いさえも受け付けなくなり、生活も一変。日に日に大きくなっていくお腹をみては、この中に人間が入ってるんだと、生命の神秘に驚く毎日だ。

今回は、先日受けた嬉しい話を共有させていただきたいと思う。

とある家電量販店に行き、某メーカーから発売されたタブレット端末を試すために並んでいたときのこと。並んで間も無く、店員さんに声をかけられた。
「失礼ですが、お腹に赤ちゃんがいらっしゃるのでは?」
いままで外出先で、妊娠していることを尋ねられたことのない私は驚いた。
「あ、はい…」なんともたどたどしい返事をしてしまったのだがその方は、
「やっぱりそうでしたか。並ぶのも大変でしょうし、あちらに商品を用意したので、ゆっくり触っていってください。実はうちの妻も妊娠していて、大変さはよく分かるので!」と、椅子まで用意してくれた。

今回の店員さんの配慮に私は本当に驚き、また素敵な対応だなと心から思った。
いままでの自分の行動を省みて、妊婦さんを見かけて、ちょっとしたことでも気遣いが出来たことがあるか。
答えはNO。同じ女性なのに、本当に情けない話だ。
誰かの変化に気付くのは簡単なことだが、その先の行動に移せるかが重要なのだということを再認識した出来事だった。

ところで、年明け早々から産休に入らせていただく予定だが、今まで無事に勤めることができたのも、チーム、仲間のサポートがあったからこそ。
具合が悪いと言えば、お昼休みに、体に良さそうなものを買ってきてくれたり、「こうするといいらしいよ」とアドバイスをくれる。
体調不良で休みがちになった時も、仕事のしわ寄せがみんなにいってしまっているにもかかわらず優しい言葉をかけてくれる。感謝の気持ちでいっぱいだ。

この場を借りて、お礼を言わせていただきたい。
みなさま、本当にありがとう!!

今度は自分が誰かに返していく番。
忙しかったり、疲れていたりすると、自分のことばかり考えてしまうが、この気持ちを忘れず、常日頃から、ほんの少しでも相手を気遣える余裕を持ち続けていきたいと思う。

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