出口de英会話

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

こんにちは。社長秘書の千浦です。

社長の出口は、行脚等で外出をすることがとても多いです。外出時に連絡を取りやすくするために、最近、出口の携帯に、とあるアプリを入れようとしました。

私:「出口さん、携帯に○○ってアプリ、入ってますか?」
出口:「アプリって何?」

そこかー、と思いながらも、自分自身、改めてアプリって何?と訊かれても、答えられません。

「え、あのー、えー、あれですよ・・・」と、必死に説明を考えているうちに、出口は「お任せします」と携帯を渡されたので、そのまま説明をやめ、アプリをインストールしようとしました。

が、出口が使っていた機種が古すぎて、そのアプリが対応していませんでした。

それを機に、ついに携帯をアップグレード!出口の新しい携帯です↓。もちろん、当社のコーポレートカラーのケースです。
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そこで、今回は日頃出口が使っているIT関係(?)の英単語をベースに、ちょっとだけ英語のお勉強をしたいと思います。

【其の壱】「バナー」と「リンク」
出口はよくウェブ用の原稿の文字に下線を引き、「ここにバナー!」という指示を書きますが、これは一般的には「リンク」という言葉が使われるかと思われます。ですが、結果として起こる、クリックすると他のページに飛ぶ、というコンセプトとしては間違いではなく、クリックするところが画像なのかテキスト等なのか、という違いだけなのだ。となると、広告でない画像がリンクになっている場合は、ただのリンク・・・?これ以上は私も正確に理解していないので、ここでやめます。
ちなみに、banner という言葉は英語で「(国や軍などの)旗」という意味もあり、つい先週、4年に一度の大統領選があったアメリカ合衆国の国旗(「星条旗」)及び国歌は、 The Star-Spangled Banner (星で輝く旗(千浦意訳))です。 banner は、日本語では語尾が少し上がる感じで言われているのをよく聞きますが、英語発音では最初の音節を強調してください。
さらに、banner は中英語の banere を語源としているとされ、ゴート語の bandwo 「sign(示す、もしくは示すもの)」とギリシャ語 phainein 「show(見せる)」とも近いとされています。最初に使われたのが13世紀と記録されているそうです。

【其の弐】「コピー」と「プリント」
出口はよく資料や書類を印刷してほしいときに、「△△をコピーしてね」と言いますが、これは一般的には「プリント」だと思われます。ですが、そもそもあるものを「複製して紙で出す」という意味では、「コピー」でもあっているのかな・・・?確かに、英語では “Can you print this for me?” 「これを印刷してくれる?」という場面で、 “Can you make me a copy of this?” 「これのコピーをくれる?」と言っても、おかしくありません(特に書類などの場合)。となると、やはり出口は正しいのか?ただし、 “Can you copy this for me?” となると(つまり、copy を動詞として使うと)、やはり既に紙にあるものを、コピー機で複製する、という意味が強くなります。従い、私が出口の「△△をコピーしてね」に最初若干の違和感があったのは、コピーを動詞として使っているからである可能性が強くなりました。

まとめると、
・Can you print this for me? (これを印刷してくれる?)
この場合の「これ」とは、書類やウェブページ等を問わず、「これ」を「印刷して」という意味になります。
・Can you copy this for me? (これをコピーしてくれる?)
この場合の「これ」は、手元にあるモノ(書類等)を、コピー機でコピーしてほしい、ということです。注:この copy は動詞。
・Can you make me a copy of this? (これのコピーをくれる?)
「『これ』のコピーが欲しい」、ということなので、書類であれば、再度印刷しようが、その書類をコピー機でコピーしようが、どちらでもOKという意味になります。注:この copy は名詞。

【其の参】日本語でなんて言うのか分からないのでそのまま英語で “hunt and peck”
この前、出口の取材でカメラが来ました。取材では、64歳の出口のパソコンスキルについて質問されることもあり、その時も、ぜひ出口がパソコンに向かってツイッターやフェイスブックをしている様子を撮りたい!と言われました。そのディレクターさんは、出口がタイプをしている姿をずーっとカメラを回しながら眺めていましたが、取材が終わった後に、「なんだかとても癒されました。ずっと見ていたいです」と。その姿とは、カメラが回っているときに出口が自ら説明しましたが、左手の中指が「a 専用」のタイピングです。右中指の守備範囲がとても広いことは私もこの1年強の観察で分かっていましたが、まさか左中指が「a専用」とは。毎日、新しい発見があります。
ところで、【其の参】は “hunt and peck” としましたが、 “hunt” は「狩る」や「捜索する」「探し出す」という意味で、 “peck” は鶏などが餌を「つつく」ことで、ブラインドタッチでない人が、毎回キーを探し、突っついて、という作業を繰り返しているタイピングのことを言います。
この peck は、pecking order という表現などにも使われています。元々は鶏が餌を食べる順番、つまり鶏の社会での序列( “order” は「順」)について、観察した人が名付けた現象ですが、今は人間に対しても使われ、日本語でいうと「上下関係」に似た意味です。
こちら↓が出口のタイピングの写真です。私の席から乗り出して撮ったので、逆さ向きですがご容赦ください。ちなみにですが、出口にタイピングの早さは、この1年だけでもとても早くなり、今ではいわゆる hunt and peck とは言えない早さです。
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英語の勉強、と言いながらも英語の部分が少なくなってしまいましたが、社長秘書の千浦でした。

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