献血レポート

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

商品開発部の友寄です。
昨年のこの時期に献血200回の達成を機に全国47都道府県を献血で制覇する目標をたてましたが、この1年の間に浜松(静岡)、松山(愛媛)、宇都宮(栃木)の3県を加え、16都府県、総計214回に達しました。

いろいろな地方の献血施設を訪問していて感じるのは、献血する人数というか施設の混み具合にかなりばらつきがあるという印象です。若者の献血離れなどが指摘される昨今ですが、普段よく利用する都内の献血ルームでは予約なしでは献血できないほどの盛況ぶりの一方、少し地方に足を延ばすと飛び込みで行ってもほぼ待ち時間なしで献血することができます。

採血は献血ルームや血液センターなどの常設の施設で行われている一方で、献血バスによる移動式の採血車両でも行われています。地域によっては常設施設の立地や人口分布などにより移動採血の方が活躍していることもあると考えられます。

そこで、日本赤十字社の公表する「血液事業の現状 平成23年統計表」の数値をベースに常設1施設当たりの献血者数を簡単に計算してみました。都道府県ごとに常設の施設で1年間に献血した人数を常設の施設数で除することで1施設当たりの献血者を概算することができます。※
(※採血業務を一部停止している施設もあるので実際の数値と多少差異がある可能性があります。)

結果、1施設の年間献血者数が多い地域(混んでいると考えられる地域)は1位東京都(31,335名)、2位広島県(28,265名)、3位は意外にも愛媛県(26,554名)でした。逆に少ない地域(施設がすいていると考えられる地域)は1位島根県(5,628名)、2位滋賀県(6,006名)、3位鳥取県(6,096名)でした。首都圏周辺では33位茨城県(12,989名)あたりが穴場のようなので、近く訪問してみたいと考えています。

さて、地方の採血施設を訪問する魅力に、献血者に贈呈される処遇品(「景品」ではなく「処遇品」というのが正しいそうです。)があります。地域の特色があり、例えば浜松市ではツナ缶、松山市ではすいとんがいただけました。地域限定のキャラクターグッズやレアな非売品を手に入れることができる場合もありますので、キャンペーンなどの情報をチェックしてみるとまた献血することの楽しみが広がります。

写真は処遇品の一つで、トミカの献血バスのミニカーです。
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