ハプニング続きの年中行事

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

こんにちは、堤(健)です。
先日、妻の実家の田植えを手伝いに行ってきました。

毎年、この時期になると義父から招集がかかり、それぞれの家族が予定を調整して参加します。
というのも、収穫したお米がもらえるように、義父の心証を良くしておく必要があるからです。

今年もそれぞれの家族がそれぞれの思惑を胸に秘め、朝9時に妻の実家に集まりました。
お茶を飲んで、「そろそろ始めようか」と皆が地下足袋を履いたところで納屋から義父の大きな声が。

事前に農機具販売店のメンテを受けたと聞いていた田植え機が故障してエンジンがかかりません。
急遽、販売店から代替機を調達したものの、それも1時間も経たずにエンジントラブルを起こす始末。

義父は販売店に行ったまま帰ってこず、午前中は作業の2割も終わらないまま過ぎていきました。
「こうなったら手で植えるか」などと話していると、帰宅した義父が何やらニタニタしています。

話を聞くと、「すぐに納品できると言うから新しい田植え機を買っちゃった」と言うではないですか!

義父なりに責任を感じていたのかもしれません。ただ、軽自動車ほどの値がする買い物を即決した
義父の大胆な行動と、まるでシナリオとも思える販売店の用意周到さに唖然としてしまいました。

ほどなく真新しい田植え機が届けられ、「作業の遅れを挽回するか」と皆が気合を入れたところでまたもハプニングが発生。一度に5列植えられる(5条植)田植え機のはずが、機械の不具合で何度やっても4列しか植えられないのです。

結局、いつもなら田んぼの四隅だけ手植えすれば良いところが、田んぼのど真ん中まで入って手植えをしなければならなかったため、翌日はひどい腰痛になったのは言うまでもありません。

こんな感じで散々な我が家の年中行事でしたが、今年は例年になく大変な思いをした分だけ、秋頃にはいつも以上に美味しいお米が期待できそうです。
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