今日は雨が降りますでしょうか

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

先週から梅雨に入りましたが、皆さま、いかがおすごしでしょうか。

ライフネット生命は、三つのフロアにわかれて各部署でそれぞれの業務をしている中、マーケティング部は、社長室の前にエリアが設けられています。ある日、会社に出勤すると空いてあるはずの横の席に、PC等が設定されていました。仕事をしていると、社長の出口が、メガネをかけつつそこへ座りました。一瞬、「あれ?」と思い、横を見ると「ニコっ」と笑顔で目が合いましたので「おはようございます。」と挨拶をしました。「席はこちらになられたのでしょうか。」と直接聞くことはできず、社長秘書の千浦に聞いたところ、一時期、社長室を修理しているため、社長室の外に席を設けているとのことでした。そこから約二ヶ月経ちますが、出口はいまも、わたしの隣の席に座っています。

PCのキーボードの音だけがカチャカチャとし、皆が、集中している時間帯・電話の音や来客の数が多く賑やかな時間帯、そして、皆でワイワイと何かの話題で盛り上がる時間帯、朝出勤してから会社を出るまでの間には、いろんな時間が流れています。ワイワイと話をしていると、自然と溶け込んで、最後には笑いへとつながっていきますし、いきなり仕事がポーンと飛んでくる同僚もいたりで、わたしは楽しく、この席での時間をすごしています。しかし、改めて考えると、今まで勤務した保険会社で、社員と同じ席に座ることを好む社長はどのくらいいるのだろうかと。社員の立場からすると、皆と同じ距離を保ってくれることはうれしくもあり、そういった会社で働けることが更に誇らしく思えたりします。

ある夕方に、窓の外を見ていた出口が「今日は雨が降りますでしょうか?」と、わたしに問いかけてきました。天気予報を調べずに勘で「今日は降りません。」と言い切ったところで、いつも「数字とファクトとロジック」と発信している出口に、そう応えてしまったことを焦り「すぐに降水確率を調べますので!」と言ったところ、監査部より「珍しく焦ってますね」と指摘が入りました(笑)。こういった社内の様子ですが、ライフネットらしい一面ではないかと感じています。

そして、その日から、出口は、出かける際は、「今日は雨が降りますでしょうか。」とわたしに問いかけることが多くなりました。今日、社員ブログに何を書こうかなと社長秘書の千浦へ言うと、この話題が良いのでは!ということになりました。そして、千浦から「今日も出かけるときに、雨が降りますでしょうか。と言っていたので、村岡さんがいないのでわかりません、と言いました(笑)。」と。この一言が、わたしの背を押し、このブログを書いています。毎日、朝に天気予報を調べておくことをタスクリストへ加えておきました。

マーケティング部村岡

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