こんにちは!
最近のクルマの流行は低燃費のコンパクトカーやミニバンですが、今年はクルマ好きには嬉しいスポーツタイプのクルマが発売されます。
先日は3月後半に富士重工から発売されるBRZというクルマの展示車が販売店に来るという情報を聞きつけ、早速実物を見に行ってきました。
最近は自動車メーカーのホームページでは動画でクルマを紹介しているため、実物を見なくても十分良さはわかりますが、やはりこういうクルマはリアルに実物を触ってみたり、エンジンの音を聞くのがいいものです。
このクルマ、トヨタとの共同開発車で、久しぶりに魅力あるスポーツカーなのですが、ターゲットはかつてスポーツカーに乗っていたり憧れていた、40歳から50歳代の男性だそうです。
私もまさしくこの世代で、若い時は金はなくてもカッコいいクルマに乗りたいと思っていたものです。
そんな私が一番最初に乗ったのが、いすずの117クーペというスポーツタイプのクルマでした。
といっても、このクルマは自分で買ったのではなく親戚からタダで譲り受けたもので、廃車寸前でしたが、それでも往年のスポーツカー、ギアはマニュアル、クラッチもステアリングも異常に重く、最近のクルマのように運転が楽ではありませんでしたが、そんな武骨なところに味わいを感じたものです。
その後、さらにいいクルマに乗りたくなり中古のスポーツタイプのクルマにも乗りましたが、子どもが出来てからはミニバンといわれるタイプにも乗り、最近は近所に買い物に行くための燃費のいい小さなコンパクトカーに乗っています。
ただ、かつてスポーツカーに憧れていた昔の若者なので、いまでも毎月ある自動車メーカーの本社ショールームには出かけています。
そこにはたまにかつての名車が展示されていることがあり、写真のクルマも昔の憧れの1台です。
ところで最近、若い世代のクルマ離れがいわれています。
ある調査によると、原因は経済的理由、趣味の多様化などでクルマが買えなかったり、クルマを持つ理由がないことのようです。
また、メーカーのラインナップに原因があるとの指摘もあり、スポーツカーなどの魅力あるクルマを作らなくなったことにもあるようです。
このような若い世代の現象はクルマだけではないようですが、自動車メーカーもようやくスポーツカーのようなカッコいいクルマを今後発売する意気込みのようですので、かつての若い世代だけではなく、いまの若い世代にもアピールして欲しいものですね。
お客さま相談部
小川