名前

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

9月1日入社の千浦(ちうら)です。

初めてお会いする方に必ず言われるのが、「珍しい名前ですね」。口に出さなくても、そう思っている方がほとんどなのかな、と勝手に思っています。

特にお電話で初めてお話する方には「ちうら」が聞き取りにくいため、「どういう漢字ですか?」と訊かれることが多く、お店の予約等では、「ツチウラ」やら「シウラ」になっていたりすることもよくあります。

また、知らない方から名前を呼ばれるときには、「センウラさん」となることが多いです。(PC等の漢字変換では「センウラ」と入れるのが一番で、昔の上司から「せんうらさん」とメールが来たことがあります。恐らく変換し忘れなのかと・・・。)

私は下の名前の漢字も少し変っているので、名前について話すことがとても多いのです。

そして、この「名前」というトピックが意外と海外でも話題になります。(海外と言っても米国ですが、私は親の仕事の関係と留学とで、12年近く米国に住んでいました。)米国では日本や中国では、それぞれの字に意味がある「漢字」というものがあることは(地域にもよりますが)知られていて、車や野球帽の飾りや、タトゥーで漢字を使う人も珍しくないです。ですので、What does your name mean? (あなたの名前はどういう意味?)とよく訊かれました。

『千』は thousand とわかりやすいです。

『浦』は国語辞典で調べると「1.海や湖が湾曲して入り込んだ所。入江。2.海辺。浜。」とありますので、英語にすると bay や beach です。

なので、What does your name mean? という質問にはいつも “1000 beaches.” と答えてました。 “bay” より “beach” の方がなんとなく好きなので。

実は、英語の名前も意味があるんです。

例えば Michael という男性の名前、そして語源が同じ Michelle という女性の名前の語源はヘブライ語で “who resembles God「神のような」” という意味です。Lauren(女性)やLawrence(男性)の名前はラテン語からきていて “the bay, or laurel plant” です。ちなみに bay も laurel も月桂樹のことで、古代ギリシャで勝利を象徴する冠がこの植物の枝葉で作られていたこともあり(月桂冠)、名誉の象徴ともなっています。

蛇足ですが、 “rest on one’s laurels” という表現は、過去の栄光に満足して、築いた地位等を守ろうと努力しないことです。(月桂冠の上に胡坐をかいている状態ですね。)

普段は特に何とも思わず呼び・呼ばれている名前ですが、ちょっと調べると結構面白く、意外とネタにもなります。

と、社員ブログのネタにまでしてしまいました千浦でした。


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