ものの見かた

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

こんにちは、企画担当の枡野です。

先日、知人とオーケストラのクラシックコンサートに行きました。
私にとっては久しぶりのクラシック鑑賞で、その美しさやダイナミズムに心が洗われるようで、大満足。
しかし、別のオーケストラに所属する知人の第一声は、「XXXのパートの音程が途中から不安定で、聴くに堪えなかった。」


これまで、私は珍しいもの見たさで現代美術展を訪れていましたが、「これがアート!?」と笑ってしまうこともしばしばでした。
しかし、例えばただの落書きにしか見えない絵画が、「結果」としての絵画ではなく「製作プロセスそのもの」を作品化する試みであり、あるいはただの石にしか見えないものの展示が、対象から一方向的だったアートに「対象と鑑賞者の対話」をもたらす試みであるなど、それらが既存の芸術の在り方に対する挑戦であるらしいと知ることで、すっかり現代美術展の楽しみ方が変わってしまいました。

浴びるようにワインを飲んでいても、ただ飲んでいるだけでは、「このワイン、飲みやすくて美味しいなぁ。」としか感じられないかもしれません。
しかし訓練を積んだ方からすれば、例えば、「穏やかな渋みと芳醇なコクがあり、濃厚なブラックベリーの香り。その奥にはアーモンドや黒胡椒、それからうっすらと、炒ったコーヒーの匂い。」
という風に、随分と具体的な感じ方になるそうです。

なんでもよく分かる方がいい、というわけでは必ずしもないと思います。
自分の興味のあることは、自分で深く分かるようになればもちろん楽しいですが、そうでないことだって、その時々で分かる人に聞けばそれなりに楽しむことが出来る。

それにしても、ものの見かたは、あるいは感じかた・捉えかたは、ひとりひとり大きく異なる、ということは肝に銘じておきたいものです。

保険は、ともすれば複雑なところがあって、分かりにくいこともあります。
その人の置かれた状況によって、見えかた・捉えかたが随分と違っているかもしれません。
だからこそ、お客さまからみるとどう感じられるのか、という視点を何よりも大切に、少しでもお客さまの想いに応えられる商品・サービスを届けられる会社であり続けるよう、ライフネット生命はこれからも一歩ずつ頑張って参ります!


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