こんにちは、システム部の廣瀬です。
今年のはじめに40歳を迎えましたので、何か予定があるわけではないですが色々と振り返ってみる良い機会となっています。
今回は原点回帰では無いですが、やはり昔から一番好きなもので知ってるようで奥が深くて、半分こじ付けかも知れませんが、私の中では人生の哲学に近い様な印象を持っている「ポルシェ」について少し書いてみたいと思います。
私の子ども時代は俗に言う【スーパーカーブーム】の世代になるのですが、その時に見た車の数々が大変印象的で今だに魅了されています。
フェラーリ、ポルシェ、ランボルギーニを筆頭に、ランチャー、マセラティ、ジャガーなどなど、当時の子ども達は一瞬でみんな夢中になっていたことを良く覚えています。
その中で昔から日本のレースシーンでも活躍しており、日本車がここまで成長できた一因でもあると個人的には感じている【ポルシェ】が今でも大好きです。
(※車好きの方はご存知かも知れませんが、GT-Rの進化にポルシェは無くてはならない存在です。)
今でこそ、SUV(カイエン)や4ドア(バナメーラ)のラインナップがあるため、少し尖ったイメージが薄れて来ましたが、主力の『911』については進化を重ねつつ今だに基本コンセプトは変わっていません。
なんとこの『ポルシェ911』ですが、1963年から販売を開始して今年で48年間そのブランド力を維持しています。
ポルシェと云うと高級スポーツカーの印象が強いと思われますが、ブランドイメージをかなり大事にし、利益率が高い販売戦略を行っている様です。
また、ただ単に利益を上げる事が目的ではなく、次につなげる技術向上や安全対策を目的とした研究開発を進め、さらなる顧客満足度向上へつなげている事は大変素晴らしいと感じます。
スポーツカーといえば早く走る為に、耐久性やメンテナンスコストは当然一般の車よりかかるのが常識ですが、ポルシェに限っていうと、日常的に利用しても壊れない上にキチンと走りの本質を極めている事が他社を凌駕している部分だと思います。
(※といっても簡単にポルシェオーナーにはなれないのは、致し方ありませんが…)
車だけには限らず、本質を見極めて各種向上につなげる事を継続して実施するのは、当たり前のようで大変難しい事です。
新しい事にチャレンジする事も大事だと思いますが、根幹(信念)があっての事だと思われます。
私の場合、この半ばこじ付け気味な信念を常々思って仕事を続けて来たつもりですし、これからも続けて行きたいと考えています。
ポルシェオーナーになる事(笑)と弊社のシステムをより安全により良くする事が、私の務めであるとあらためて認識できた良い機会となりました。