新年明けましておめでとうございます。お客さまサービス部の片田です。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
みなさま、年末年始はどのように過ごされましたでしょうか。今年は、曜日の関係で年末年始のお休みが短かったので、おうちでゆっくりと過ごされた方も多かったのではないかと思います。
我が家の年末年始は、毎年同じようなパターンで、寝正月ならぬ食い正月です。
大みそかと言えば年越し蕎麦ですが、我が家では、お蕎麦はお昼ごはんで食べてしまい、夕飯はご馳走を食べます。これは「お年越し」と言って、両親の出身地である新潟の風習のようです。
夕飯の後はテレビの前に家族が集まり、ミカンでも食べながらのんびりします。NHKのゆく年くる年で除夜の鐘を聞きながら、日付が変わると同時に「あけましておめでとうございます。今年もよろしく」と挨拶だけ交わして、そのまま床につきます。
朝日とともに目が覚めたら、形ばかりの御屠蘇をいただいた後、おせちとお雑煮を食べます。お雑煮は、これまた新潟風で、鮭・いくらが入っているのが特徴的なのですが、それ以外にも、大根・ごぼう・焼き豆腐・こんにゃく・長ねぎ・鶏肉など、具たっぷりです。
食べるだけ食べたら、道路も比較的空いている午前中のうちに、夫の実家のある高崎へ。実家に着いたら着いたで、挨拶もそこそこに、今度は夫の家のお雑煮をいただきます。夫の両親は北海道の出身なのですが、北海道は言葉も訛りが無いのと一緒で、お雑煮も関東風です。お醤油ベースのおすましに、小松菜や鶏肉、かまぼこの入ったシンプルなもの。新潟風とは対照的で、これまたおいしいのです。
子どもの頃、親の転勤で数回の引っ越しを経験していたこともあり、自由研究で各地のお雑煮について調べたことがあります。我が家は、角餅をトースターで焼いてお雑煮に入れますが、西日本では丸餅を焼かないで煮るのだとか。四国のあたりでは、あんこの入ったお餅を使うところもあるようです。汁の方も、我が家はおすましですが、京都のあたりでは白みそ、中国地方では小豆を使うのだそうです。一言で「お雑煮」と言っても、地域それぞれ、家庭それぞれの味があるようですね。
出身地の違う友人とお雑煮を持ち寄って、食べ比べパーティーなんていうのも楽しいかも、などと妄想はふくらみますが、まずは、この食い正月で増えてしまった体重を元に戻すのを優先させたいと思います。