サマルカンド:出会いと別れが交差する場所

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

11月に入ってアレルギー性鼻炎が再発し、ティッシュボックスを抱え、涙目で業務をしている中田です。春はスギ、秋はブタクサで季節の移り変わりを体感するというのは当節の情景なのでしょうか。

ところで、今年の夏はライフネットにとっては出会いと別れを同時に味わった夏でした。


以前のブログでも触れられていましたが、ライフネットでは4名のインターンを受け入れました。
1人はハーバード大で公衆衛生学を専攻する方、もう1人は司法修習生、そして中国からAIESECに所属する大学生2名を一度に迎えたのです。
従業員60名強の組織で、4名のインターンを同時に受け入れられるのか?
ライフネット自体が誕生弱冠2年の企業で、自分たちの業務で必死な中で、果たして4人も同時に受け入れ、来てくれた4人に十分な対応が出来るのか、という議論もあったのですがそれはすべて杞憂でした。

そもそも、私たちがおもてなしをするというマインドが間違っていたことを初日に感じました。
彼らは決して受身で2か月を過ごそうと思っていたわけではなく、それぞれの立場があり、目的があってライフネットに来て、それを見事に達成してそれぞれの場所に帰っていきました。

中国人2人のうち1人は上海から来て、流暢な日本語を話しみんなの妹的存在になった女性。
もう1人は北京から来た野球好き、川端康成の文章が大好きで、川端康成のお墓まで訪ねて文学青年でしたが、働くこと自体がまったく初めての経験であり、日本での名刺交換の仕方、初めて会った人との会話はどのような内容が適切なのかを積極的に質問してきて、初めての来客とも流暢な日本語で意見を述べたりと、驚くほど素直に何事も捉え、吸収をしていく様子がまったく気持ちのよいものでした。

そんな留学生の1人、周さんは最終日にきれいな声で中国語の歌を独唱してくれました。そして、ライフネットをどう見ていたかをブログに残してくれています。ライフネット生命保険サイトの外へ移動します(新しいウィンドウが開きます)

そして、いま当社のランチルーム兼交流の場として機能している「サマルカンド」という部屋には、男性インターンであった姜さんが送ってくれた漢詩を掲げてあります。
ライフネットをイメージされたという内容で達筆な漢詩なのですが、「ここの水がどうしてこんなに澄んでいるのか、それはこの水の源がとても清らかで活き活きとしているからだ」という意味だそうです。
社長の出口はこれを見て、ライフネットのマニフェストを連想したそうです。

当社のミーティングルームはソクラテス: 考え抜く場、そして新しくできたラウンジは「サマルカンド」と名づけられています。サマルカンドとはウズベキスタン共和国南東部の都市で、古来シルクロードの東西交易基地として人々が行き交う所であったようです。
そんなサマルカンドにはいつも出会いと時々別れがあります。

11月にはいってからはまた2人のメンバーとの新たな出会いがあった場所でもあります。
ライフネットは対面販売は行っていませんが、人々とのふれあいは何より大事にしています。
このサマルカンドでは、これからも色々な人と人とのドラマが展開していきそうです。
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