働くひとがすべての束縛からフリーであること

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

皆様いかがお過ごしでしょうか。
セキュリティオフィサーの長谷川です。

日本中が日本人研究者のノーベル化学賞受賞に沸いている中、女性研究者としての道を選んだ学生時代の友人と数年ぶりの食事ができました。
お互い、仕事の合間を縫っての食事。猛スピードでのupdateの中で印象に残ったのは、女性研究者ならではの苦労話でした。

研究者のキャリア形成には、論文の発表が不可欠です。
論文を何本書き上げて、それらの論文が何カ所に引用されたかということが実績、評価となるそうです。

女性研究者の場合、婚姻によって名字が変わった場合、新姓を名乗ると、旧姓で築いた実績との名寄せが出来ない問題があり、キャリア形成の阻害要因となっていたとか。
また、研究費の申請の際も、通称(旧姓)では受け付けられず、戸籍名(新姓)で行わなければならず、実績の証明に苦慮したという話もありました。

現在、これらの問題は男女共同参画の推進でかなり改善されたとのことですが、煩雑であることや様々な苦労に変わりはないようです。
国内は良いとしても、殆どの学術論文は英語で執筆されますし、引用する研究者の国籍も様々。
改姓改名証明書はグローバルで発行されないものだろうか…という彼女の意見にも大きく頷けました。

大学に属している研究者である彼女と私とでは、全く状況も立場も違いますが、色々と考えた結果、私は仕事上でも新姓を名乗ることにしました。
社長の出口に報告したところ、「どちらでも好きな方を選んでください。当社はフリーですよ」とビッグスマイル。
ライフネットのマニフェスト通りの反応が嬉しかったです。
第1章の(5)がとても気に入っています。
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私達の会社は、学歴フリー、年齢フリー、国籍フリーで人材を採用する。そして子育てを重視する会社にしていく。
働くひとがすべての束縛からフリーであることが、ヒューマンな生命保険サービスにつながると確信する。
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こんな考え方が、世の中もっと拡がるといいな、と思った秋の昼下がりでした。
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