大人げないし体力もない

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ライフネット生命 スタッフ

コンタクトセンターの森山です。 会社を出れば子育て中心の生活なので、ブログに書く話題も子どもかご近所さんの話が多くなってしまいます。
先日、土曜日に一人でふらっと遊びに行った後、4時半くらいに家に帰りつくと、いつものように近所のこどもたちが道路で遊んでいました。

僕の姿が見えると、近所の小学四年生の、りくくんが「ねえ、サッカーしよう」と遠くから声を。
僕 「えー、いやじゃ、しんどい」
りく 「しようよ。いいじゃん。」
僕 (たまには健康のために体動かすかぁ、、、)
「・・・じゃあ、まあ、いいか。やろか。」
りく 「よっしゃ。 じゃあ、おじさん一人対俺ら全員ね。」 
僕 「あほか、んなもん勝負にならんやんけ。だれかくれよ」
りく 「じゃあ、しょうへいあげる。」 
僕 (一年生かぁ、まあ、小学生相手に負ける気はせん。一人いれば十分か。よし)
「おっけ。 じゃあ、しょうへい、こっち。それでいいよ。」
相手は四年生男子の、りくくんとしょうたろうこの2人はなかなか手ごわい。
それと、女の子3人組、なっちゃん(うちの子、一年生)、ゆきちゃん(一年生)、ゆなちゃん(二年生)。

とりあえず、試合開始。
「よし、走れ!」 としょうへいに指示を出し、軽く浮かせたボールでパスを出そうと思ってゴールキック、のつもりが、思いっきり我が子の側頭部へヒット。  
「うわぁ~~、なっちゃん、ごめんっ」 と謝るも、娘は 「いたい~」と泣きだして、ゲームはいきなり中断。みんなが、「うわぁ、この人、ひでぇ、自分の子どもに当てた。」と非難轟々の中、僕は「ごめんね、ごめんね」と謝るばかり。

さて、試合再開し、序盤快調に小学生たちをかわし、ゴールを重ねるしょうへいと僕。
ちょろいちょろい。しょうへいも一年生なのになかなかやるじゃん。
敵のしょうたろうからは、「おじちゃん、真剣になったらずるいぞ」 とあせりの抗議。

「あほ言うな。勝負はいつでも真剣じゃ。手なんか抜くか。」 
そのうち、まだ10分くらいしか経ってないのに、(あれ、華麗にかわしたつもりが、体がイメージ通り動かん・・・)(あれ、足がもつれる・・・) 
早々に体力面に問題発生のため、作戦変更。 
「よし、しょうへい攻めろ。 俺はキーバーやる。」 

20分も経った頃か(感覚的には45分くらい)、もう限界。 
まだ、8 対 7 でかろうじて勝ってるので今のうち終わろうと、
僕 「俺、もう無理~。終わりっ」 
りく 「ギブ? じゃあ俺らの勝ちね」 
僕 「ちゃうわ。引退するんじゃ。どんなスーパースターもいつかは引退するやろ。」 
りく 「ギブってこと? いぇ~い、勝ったぁ。」 
生意気な連中に負けたことにされるのは悔しいもんで、残る体力を振り絞り、もうちょっとだけ試合を続けてみたところ、ちょうどいいタイミングで5時のチャイムが聞こえてきました。
ゆなちゃんがお兄ちゃんの、りくくんに「おにいちゃん、早く帰らないとまたばあばに怒られるよっ。」 
そーだ、そーだ、ゆなちゃんの言うとおりだー、試合も終了だー、ということで、辛くも勝利。 

「じゃ、お疲れ!」と逃げるように家にあがり、運動後の至福の一杯(ビール)。 
(あかん、もう、しんどい。こんな体動かしたら体に悪い。もう後はビール飲んで寝るだけや・・・) 

その晩、僕がビールを飲む傍らで、なっちゃん(長女)がママに、口をとんがらせながらちくちくと訴えます。
「今日、パパに痛いことされたんだよ。」 
「ごめんね、わざとじゃないんやけどさぁ・・・いちおう、なっちゃんの頭の上をきれいに越えていくはずやったんよ。おかしいね。 なんでやろね。 なっちゃん最近すごく背が伸びたってことじゃない?」
そんなの関係ないでしょ、と娘に怒られつつ、そんな一日の出来事を肴にしながらいただくビールが、私の小さな幸せです。

どこにでもあるような週末の出来事のお話でした。
(ちなみに、子どもの名前は全て仮名です。) 
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