みなさん猛暑が続きますが、体調を崩されていませんでしょうか?
毎度、子どものお話ばかりで飽きてきた方もいらっしゃると思いますので、
今回は趣向を変えて【鉄道関連】について少し書きたいと思います。
先日、知人に在来線の車体に書いてある「サハ」とか「クハ」ってどういう意味?
と聞かれ私自身も詳しくは知らなかったので調べてみました。
在来線(山手線や京浜東北線などJR東日本車両)の車体の中央下当たりに
『クハ123-444』など記載されているのを見かける事ができます。
実は、ハイフン(-)以前は個々の文字や数字に意味があるようで、
左から個々に説明すると、1)ク 2)ハ 3)1 4)2 5)3 6)444 となります。
文字の種別は他には、下記のような種類があるようです。
1)車両の種別を表す記号
ク=制御車(運転台のある車両)
モ=電動車(動力装置(モーター)のある車両)
サ=付随車(運転台も動力装置もない車両)
クモ=制御電動車(運転台と動力装置のある車両))
2)車両の設備を表す記号
ハ=普通車
ロ=グリーン車
3)電気方式を表す数字
1~3=直流
4~6=交直流
7~9=交流
4)利用用途を表す数字
0~4=通勤用電車
5~7=急行型電車
5.8=特急型電車
5)設計順序を表す数字
ここはかなり説明がむすかしいのですが、電車の系統を表す数字となるようです。
6)製造番号
文字通り製造番号のようです。
ということで、『クハ123-444』は、「運転台のある車両(ク)」の「普通車(ハ)」で、
「直流方式(1)」の「通勤用電車(2)」の「〇〇3系統の車両」の「製造番号が444」となります。
あまり電車に興味のない方には、面白くないお話となりましたが、
誰かと電車に乗る機会がありましたら、ウンチクとしてご活用頂ければ幸いです。
システム部 廣瀬