「やっぱりこっちのレストランかな・・・」
ちょっと遅めの夏休み、個人旅行で海外へ出かける計画にはやはりネットでの情報収集が欠かせません。
泊まるホテルが決まったら、次は何を食べようかと、お店探し。
街の地図を見ながら次のような流れでお店を決めていきます。
1. まずは権威あるガイドブックのおすすめや、旅慣れた人から聞いた話でいくつかお店をピックアップ
2. 次に、お店の名前で検索して、旅行情報の口コミサイトや個人のブログに書かれている評価をチェック
3. 最後にそのお店のウェブサイトを見て確認
といった感じです。
こうしてレストランを探していると、3のお店自身が提供している情報が最後の決め手になりそうなのにも関わらず、実際は必要なことが本当に少ないと感じました。
ここまでお店を決めていたら、欲しい情報は
1. 現地の言葉以外での説明(少なくとも英語表記が選べないと)
2. お店の営業時間や地図(いつ、どうやって行ったらよいか)
3. 料理のメニュー(どんな料理がおすすめで、いくらで食べられるのか。写真があるともっと良い)
4. ネットで簡単に予約ができる(はるばる行ってみたら1時間待ちで食べられなかったというのは避けたい。でも、知らない言葉で電話予約なんて無理)
こんな当たり前の事なんだけど、そもそも情報が無かったり、あっても分かりづらかったりします。一方で、このタイミングではそんなに重要ではないこと(お店のコンセプトやシェフの食材に対するこだわりとか)がつらつらと書かれていることが大半です。
これから向かう見知らぬ街の様子をあれこれ考えながら、本当に求められているものをウェブを使って伝えていくことの大切さを改めて考え直しました。
とはいっても、最後は街を歩きながら店構えや活気をみてお店を決めてしまうんですけどね。
伊藤嘉英