階段男子

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

オフィスの階段でこっそり凝り固まった身体をほぐしているところを、よく目撃されるようになりました。
フロアが広がっても人の行き来が盛んな証拠ですね。
でもお互い気まずいので、もう少しタイミングとか場所を考えたいと思います。

当ビルの階段は扉の中にありまして、自分も入社したばかりの頃は階段の場所を知らず、仕方なくエレベータを使っていました。
階段があることを知ってからは、一人でエレベータに乗ることはなるべくせず、階段を上り下りしています。
健康のためというよりは、エコのためです。といっても、ちょっと気を抜いて無駄遣いすれば、たやすく消えてしまうほどのエコですが。

さて、その階段は、重い扉で仕切られた、ちょっとした隔離空間です。
あんまり人の入ってこない、夏は暑く冬は寒い、(社長室とは逆の)閉ざされた場所。
私用で電話するときくらいしか入らない人も多かったのではないかと思います。
だからこそ、ずっとPCの前に座っていて足腰が固まってきたときなんかに、伸びをしたり、ひねったりするため、しばしば利用していました。
執務室でストレッチなどをするのも、少し気が引けますしね。

そんなひと気のなかった階段も、最近フロアを下の階(の一部)まで拡張したことをきっかけに、活気づいてきました。
社長の出口も、「階段が擦り切れるまで行き来してコミュニケーションをはかりましょう」と申しており、社員のみんなもメールや電話だけで済ませたりせず、直接話すためにあの重い扉を開けてフロア間を往来しています。
これを機に、フロア間の行き来に留まらず、なるべく上り下りには階段を使う「階段ユーザ」が一人でも増えないか、密かに期待していたりします。
こっそりストレッチする場所がなくなるのは、心残りですが。

数理部 片切 嘉

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