匠の技

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

我が家の近所に、今となっては珍しいJAZZ喫茶があります。それもまだ開店して3~4年。
5,000枚以上のアルバムを鳴らすのは、これも懐かしい真空管のアンプ。
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自宅のオーデイオから出る音とは、深みも柔らかさも全く違います。
癒しの空間として時々訪問して楽しんでいます。

話は違うのですが、私の前職の投信会社におられたベテランのバックオフィス担当の取締役と顧問。お二人ともいぶし銀の技能の持ち主でした。
投資信託は、毎日夕刻、決められた時間までに基準価額を算出し、証券会社・銀行や新聞社に連絡しなければなりません。
今の時代、基準価額は当然システムで計算するのですがある日のこと、多くの投信会社が使用している計理システムがダウンしてしまいました。各社あたふたと対応する中、ベテランのお二人は的確な指示をチーム・メンバーにしつつ、なんと電卓とソロバンを駆使し、ハンド作業で算出してしまいました。
日常から、皆に尊敬されていた先輩たちですが、これ以降人気がウナギ登りになったのはいうまでもありません。

開業3年目、まだまだ幼い当社ですが、(相対的に)若くないメンバーも持っている技を益々磨き、いざとなれば匠の技?を発揮できるよう備えたいと思います。

いつの日か、自宅のアルバムを真空管アンプで鳴らしたいと企む、財務部 飯野でした。

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