カーリングがブレイクするとき

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

事業開発部の辻です。
もう桜が咲いているのに、いまさら、オリンピックのお話です。

前回、1月終わりの自分のエントリー(「大相撲を『聴く』」)、にて以下のようなことを書きました。

実はメチャクチャ面白いのに、初心者にはルールが難しくてとっつきづらいマイナースポーツ(マイナーという表現は失礼ですが)って結構多い。例えばパッと思いつくものでは、「アメフト(日本では)」とか「カーリング」とか。それぞれ、もうすぐスーパーボウルがあったり(アメフト)、バンクーバーで注目を集めたり(カーリング)すると思うので、この一大機会に野村監督企画みたいなのを突っ込めたらファン層の拡大が見込めるんじゃないかなぁ。

マスメディアでも大いに話題になったので覚えていらっしゃる方も多いと思いますが、上記の中で触れた種目、「カーリング」において、先日のバンクーバーで「まさに!」が起こったのです。

チーム青森の活躍ももちろんだったのですが、それよりも何よりも、今回のカーリング・フィーバーの立役者は何と言っても、カーリングをこよなく愛する解説者の「小林さん」。
(参考:小林さんのブログライフネット生命保険サイトの外へ移動します(新しいウィンドウが開きます)

「イェース!」「パーフェクトゥ!」「This is Curing!!」などのエンターテインメント性のある名言もさることながら、初心者に対しても分かりやすい解説、マイクを通してひしひしと伝わるカーリングへの「愛」で、多くの人にカーリングの魅力を伝えました。(実は前回トリノの時にも小林さんは解説をされていて、私はそのときに虜になっていた一人です。)

さらに、今回のバンクーバーでは、トリノの時よりも更に普及・進化したネット上の増幅装置(特に今回は2chやtwitterなど実況中継系のツールが劇的に使われました)を経て、その効果がより広くの人に、瞬時に伝わっていました。

今回、「チーム青森の活躍」×「小林さんという語り部の登場」×「ネット上の増幅装置の整備」が相まった結果、「実はカーリングってすごく面白いスポーツなんだ」ということが多くの人に伝わりました。見事にハマった事例、と言えますね。

世の中で全く注目されていなかった「埋もれていた原石」が、発掘され、皆に「良いね」と認められ、輝くのを見るのはなんだか嬉しいものですね。

次の原石は何だろう?
桜咲く街をそぞろ歩きながら考えたいと思います。
100409.JPG
※春爛漫ですね。写真は春のバンクーバー。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加する
  • Twitterでつぶやく

ページの先頭へ戻る