靴のかかと、なくなるまで

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

一年も経つと辛い感覚も忘れてしまうのか、性懲りもなくまた行って参りました、山手線一周ナイトウォーキング!
およそ40kmの距離を眠気と疲労に耐えながら歩くという企画を去年も敢行したのですが、桜も咲き始めたということで、今年も歩いてしまいました。

ルールをおさらいしましょう;

新宿を夜の10時に出発し、山手線の各駅を順に辿り、新宿に帰ってくる

という簡単なもの。駅ごとに写真を撮ったりもしますが、今回はさらにiPhoneユーザがいたので、代表してtwitterでつぶやいてもらいました。
秋葉なう、という具合に。

回る方向は気分で決めます。今年は右回りにしました。
が、今回はこれに特約を一つ付加してしまいました;

山手線の外側を歩くこと。

文字通り外回りです。
道路が線路に沿っていれば、

「線路の幅を15メートルとして、距離は2×15×円周率で100メートルくらい長くなる」

という簡単な算数に至り、しかも若干やる気の削がれる結果を得ます。
(全長40kmのうち100メートル長くなっても…)ですが、東京の地図は実際もっと複雑で、外側に限らず線路のそばを歩けるとは限らないのがミソです。

場所によっては、すごい大回りをしなければならず、線路から遠く離れることもあって、
「もしかして、ひと駅飛ばしているのでは…」と不安になったりします。
「内側に入れない」という状況が、心理的にストレスとなるのです。

中でも残念だったのが、いよいよゴールの目処が立ってくる恵比寿駅のスカイウォーク。
疲労もピークに達する中で、前に進みながら足を休められるその動く歩道は、なんと線路の内側にあるではありませんか。
しかしルールはルール、悠々と歩く人を横目に僕らは恵比寿駅の外側を自らの足で歩いたのでした。なんとストイックなことでしょう。

最終的に新宿に戻ってきたのは、翌日の13時頃。
およそ15時間、休憩を計2時間取ったとしても13時間歩いていたことになります。
昨年の到着が11時半で、しかも今回の方が幾分ペースが早かったことも考えると、100メートルでは済まないことが分かると思います。

でも、ほんとに厳しかったのは、桜が咲いているためにすっかり油断していた、明け方の冷たい風だったのですが。

(新年度はひと回り大きく!)片切 嘉
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