夜の散歩をしないかね

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

旅行はそんなに好きではないのですが、歩くことが好きで、
走るのはそんなに好きではないのですが、歩くことが好きです。
あまり道筋なんかも決めず、せいぜい「目的地、家」くらいの約束事で2時間くらい彷徨うこともしばしばです。
また、何かの自己紹介で「夢」の項目に「シルクロードを歩って横断」と書いたこともあります。
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それに較べるとスケールはずっと小さくなりますが、
先日、友人たちと「山手線一周散歩」なるものを行いました。

「新宿から左回りに各駅を経て新宿に戻ってくる」

というルールの下、夜通し歩き続ける企画で、
一応地図を持って行きましたが、予めコースを決めたりはせず、
迷わない程度に随時参照しながら進むという具合。

実は去年同じことを逆回りでやっていて、
微妙にその時とズレていて違う道を通り、
あるいは「前は向こうからここを通った!」という不思議な感覚を覚え、
二回目ならではの楽しさも味わいました。

歩き始めは近況を報告したり、ちょっとした話で盛り上がったりしていたのですが、
2/3ほど回って空も白んでくると、話すネタもなくなり、疲労と眠気もピークに達して、
ただただ次の駅を目指して足を前へ出すという状態になってきます。

夜の10時に新宿から歩き始めて幾度か休憩を入れつつ道を行き、
翌朝の11時半頃にようやくゴールの新宿へとたどり着いたのでした。

一晩で違う新宿になったように見える気もしたし、
ただ夜が明けただけの新宿でしかないようにも思われました。
二回目であったためか余裕があり、
終わってからみんなでタンパク質(=しゃぶしゃぶ)も摂取しましたが、
さすがに翌日はやや筋肉痛でした。

一回やれば充分、というかコリゴリ、と言う人もいますが、
自分は歩くことも、東京も、環も好きなので、
近いうちではないにしても、きっとまた行くのだと思います。


数理部 片切 嘉

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