月とお酒

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

突然ですが、皆さんは『十三夜』をご存知でしょうか?

月餅でお馴染の『十五夜』(中秋の名月)はご存知かと思いますが、
意外に『十三夜』をご存知無い方もいらっしゃるようです。

『十三夜』は旧暦の9月13日の、観月に相応しい名月の夜といわれています。
お月見の風習からすると『十五夜』だけお月見をして『十三夜』にお月見を
しないと『片見月』といって、縁起が良くないとされているそうです。

実は毎年、そんな十三夜に、近所の川辺にカセットコンロ(お燗用に)を持ち出し、
全員myぐい呑み持参で観月のイベントをしており、深更まで月を愛でつつお酒を
頂いて…お酒を頂きつつ月を愛でています。

ちなみにですが、僕の場合、十三夜には会合を持ちますが、十五夜では特に
何もしていません。首を傾ぐくらいのものでしょうか…
というのも、十五夜は統計的に天気が優れないらしく、中々綺麗に眺められる
事が難しいのに対し、十三夜は『十三夜に曇り無し』といわれる程、天気の
打率が良いようです。(お陰さまで毎年好天に恵まれています)
折角の会合ですので、好天になりやすい時に設定し、秋の夜長を楽しんでいます。

さて、そんな十三夜に飲むお酒は、日本酒の中で『ひやおろし』と呼ばれるもの。
簡単に説明しますと、春先に搾られた、フレッシュで元気の良い新酒が、時を経、
夏を越えて調熟し、まるみを帯びてバランスの取れた旨味を感じられる秋のお酒、
といったところでしょうか。

季節感溢れるお酒に月を浮かべつつ、今年も楽しみたいと思います。

今年の十三夜は10月30日との事、皆さんもご記憶でしたら是非月を眺めてみて下さい。


ライフネット生命 畑野

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