私の読書今昔

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

監査部の富田です。

先月の初め、終戦記念日を迎えることから、市販の戦争日記関連の書籍を集中的に読む機会が出来ました。比較的短期間に数冊をじっくり読んでみました。
そこで感じたことは、以前と比べて読書量が減少しているな、との実感でした。
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高校・大学時代は、専門書の他、伝記物、歴史物が中心でしたが、社会人になってからは、徐々に推理小説、ハウツウ物へとシフトして行き、月間当りの読書冊数そのものは、40代を過ぎた位がピ-クのようだった気がします。取り分け、読書に夢中だった頃には、通勤時にも読めるよう、ハイぺ-スで推理小説の新刊を中心に買い漁りました。

ライフネット生命に入社して、周囲を見渡しますと、読書家のスタッフも少なくなく、彼らの推奨で興味を持って読むことはありますが、以前ほど自主的に書店であれこれ物色する感じではありませんでした。

その反省から終戦記念日が過ぎて、自宅に保管してある過去購入した書物を眺めて見ますと、黄ばんだ表紙・題名から懐かしさや時代の変化を実感するものが数多くありました。私は、貧乏性で買った書籍は捨て切れず増える一方でしたが、来るべき今年の読書シ-ズンを意識して、改めて読むものを選ぼうと、休みの度に捲り直しております。

因みに、私が住んでいる多摩市の図書館には、図書数706,321冊(2008.3.31現在)が蔵書としてあるそうです。その内、小説は132,528冊を数えると言いますから、かなりの量であると驚かされました。(写真は地元「永山図書館」)

そこで、自分が持っている過去購入したもの、地元図書館のもの、そして書店に陳列されている新刊の中から、小まめに読む書物を絞り込んでみたい、と考えている次第です。
知の劣化阻止!言葉の持つ意味の再認識等を目的に、余りジャンルに拘束されずに多読、精読に挑戦し、秋の夜長を、自分なりに楽しみたいと思います。

ところで、ライフネット生命の役員で、難易度の高い漢字を駆使される人がおります。文章表現もなかなかで、意味を理解し難いものも少なくありません。私の机には常時、辞典を置いて、ときどき調べて理解するようにしております。身近に読書家の人が多いことを拠り所に私も頑張らなければ、と思う日々です。

約20種の主要アミノ酸の内、体内で合成出来ずに食物からとらなければならない必須アミノ酸が成人で8種類あるそうですが、何れも身体を健康維持する上で不可欠であると言われます。読書も、同様に人の精神的なゆとりに近い満足感を与えてくれますし、ジャンルによっては想像力を駆り立てられる書物もあり、脳細胞を刺激し易いと思います。読書の間接効果で監査業務にも新鮮なヒント付け、特に、表現力向上を図れる自己研鑽になればと思っております。
                          
富田和彦

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