備えあれば憂いなし

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

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こんにちは。法務部の片田です。
本日、9月1日は防災の日です。1923年のこの日に、東京は関東大震災に見舞われました。今日は、その記憶を忘れず、いつ起こるかわからない災害に備えようという日です。

中学生の頃、京都で阪神大震災を経験しました。
京都は震度5強で、それほどの被害はありませんでしたが、お風呂の残り湯が波打ってあふれ、何キロもある大型テレビ(今のような薄型でなく)がずれて台から落ちそうになるなど、早朝からの大きな揺れに、我が家も大騒ぎでした。
大阪にあった父のオフィスでは、机やロッカーなどの什器が滑るように動いて、事務室に入る扉をふさいでしまい、片付けるのに一苦労だったようです。
そんな経験から、阪神大震災の直後は、水やクラッカー、応急セットなどを非常持ち出し品として準備していたのですが、幸いにもその後大きな災害に遭わなかったこともあり、だんだんと面倒になり、今では何も準備していません。

そこで、改めて準備すべきものを考えてみました。
まずは、救援物資が行き渡るまでの、水や食料。それから、軍手や救急セット、手回し充電式ラジオなどの道具類も必要ですね。意外なところでは、サランラップ。お皿にまくと、お皿を洗わずに何度も使えるので、水が貴重な被災地では便利だそうです。
また、救援物資に無いもので、特に必要なものは、自分で準備しておかなくてはいけません。持病のある方の、お薬などがそれに当たります。阪神大震災の被災地では、生理用品や赤ちゃんのおむつが不足したのだとか。

非常持ち出し品とは別に、最近特に心配になのは、自宅の外にいるときに被災した場合どうするかということです。平日の昼間など、家族がそれぞれの職場にいてバラバラな状態で被災した場合、どうやって相互に連絡を取るのか、集合場所はどうするか。自宅に戻るのか、戻らないのか、その経路は?などなど。

被災時においては、自分の命と、家族の命を守ることが第一。自分がしっかりしていてこそ、周りの方の救援作業や、身の回りの復旧作業ができます。防災の日のこの機会に、災害への備えを家族と再点検してみてはいかがでしょうか。

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