A sound mind in a sound body - 健全な魂は健全な肉体に宿れかし?

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

みなさん、こんにちは。企画担当 兼 事業開発部の堅田です。

4年に一度のスポーツの祭典、オリンピックが近づいていますね。(近年の商業化には様々な批判もあるようですが)それぞれの種目で限界まで自らを鍛え上げた選手たちが、世界中のライバルを相手に真剣勝負で心・技・体を競い合う姿には、毎回多くの感動をおぼえます。
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その中で、今回特に注目しているのは「トライアスロン」。ご存じの方も多いかと思いますが、スイム(水泳)・バイク(自転車)・ランの3種目を連続で行う、とてもハードな競技です。

一言に3種目と言っても、レースによって距離はまちまちで、中にはスイム3.8km×バイク180.2km×ラン42.195km (制限時間はなんと15時間!)という、聞いただけで気が遠くなりそうなレースまで!これは、「アイアンマン・ディスタンス」と呼ばれ、完走者にはアイアンマン=「鉄人」の称号がおくられます。


オリンピックでは俗に「オリンピック・ディスタンス」と呼ばれる標準的な距離(スイム1.5km×バイク40km×ラン10km)で競われ、北京では日本からは5名が代表として出場します。

個人的な注目株は、急成長の上田藍選手と、昨年日本人初のワールド・カップ優勝を成し遂げた田山寛豪選手ですね。実は個人的にも昨年からトライアスロンへの挑戦を始めましたが、昨年10月の初フルマラソンでひざをケガしてしまい、最近ようやく練習を再開したところです。


さて、タイトルの「A sound mind in a sound body」は一般に「健全な魂は健全な肉体に宿る」と訳され、「体を鍛えれば精神も健全になる」という文脈で使われることが多いようですが、本来の意図(ラテン語の詩)は「宿るといいなぁ(なかなかそうはいかないけれど)」という願望であり、身体ばかり鍛えて精神の鍛練がついていかない人が多いことを諷刺しての言葉だったようです(異説もあり)。

いずれにせよ、「精神と肉体両方の鍛練が大切」ということがポイントなのだと思いますが、それは個人だけではなく、企業(大企業であっても、ベンチャー企業であっても)にも当てはまるのではないでしょうか。精神(ビジョンや経営理念)と肉体(人材・販売網・商品・財務といった経営基盤)のバランスよい鍛練が必要で、肉体ばかりズンズン成長しても(組織の肥大)、精神ばかりが先走ってしまっても(自己陶酔)、厳しい競争に勝ち続けることはできないのだと思います。


ライフネット生命は、明確な創業の理念に基づいて事業を興し、「マニフェスト」という形でみなさまにお約束をしていますが、まさに「言うは易く行うは難し」であり、約束の実現のためには高い意識をもって(けれど、楽しさを忘れずに笑顔で!)日々鍛練することが大切なのだということを、感じる毎日です。

ライフネット生命も、一流のトライアスリートのように、絶対に自信のある得意な種目を持ちつつ、他の種目でもライバルと同じレベルで戦えるT字型の会社を目指したいと思います。


そのような思いもあって(そして、来る「メタボ検診」に備えて?)、ライフネット生命では、社内のチーム・ワークの強化と社員の健康増進のため、水泳部とランニング部を立ち上げ、7月から活動を開始しました。

いずれは社内で自転車部も立ち上げて、みんなでトライアスロン・レースに出場を!出来れば、お客さまにも部活動に参加頂いて…なんて、ちょっと気が早いですかね?

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