定期育成作用(新卒採用)2年目、4月から3年目になります代理店推進部の平口です。
前回、私がこの社員ブログで執筆しました「100兆ジンバブエドルを手に入れた話」の続きを今回お話ししたいと思います。
【ご参考:前回ブログ】
100兆ドルあったら何に使いますか?
アフリカ・ジンバブエには、かつて100兆ジンバブエドル(当時の日本円レートでは約0.3円)というすさまじいケタ数の紙幣が使用されていました。
こんな紙幣がある国はいったいどんな国なんだろうと思ったきっかけと、元々アフリカの国を旅してみたかった私の好奇心が相まって、2カ月ほど前に旅行でついにジンバブエの地に降り立つことができました。
空港に到着しホテルまで車に乗っていると、停車中に海外の国では恒例の物売りの男性がどこからともなくやってきました。
車の窓ガラスごしに「何を売っているんだろう?」とみてみると…なんとそこには紙幣の束が!!
「も、もしやこれはウワサのジンバブエドル!?」と興味を示したのが最後、それを物売りが察したようで突然車のドアを開けてきました。
車のドアを突然開けられて「もしかしたらこの人危ないかも」という恐怖心よりも、ジンバブエドルが「お土産」として販売されている驚きと感動が上回ってしまっていました。
熾烈な価格交渉の結果、500億ドル2種類・200億ドル・100億ドル・50億ドル・10億ドル・20万ドル紙幣のセット(合計1,360億20万ジンバブエドル)を12米ドルで購入することができました。
これだけのバリエーションをもってしても現在のレートでは1円の価値にも満たないジンバブエドルが、まさかのジンバブエでの最初の買い物になってしまいました。
ジンバブエでは現在、米ドルが中心で使われておりもうジンバブエドルは「通貨」ではなく「お土産」となっている光景を目の当たりにした貴重な経験でした。
そんな出来事もありつつジンバブエを観光したその日の夜、私は突如激しい腹痛に襲われました。
私は昔からお腹が弱く、普段から海外に行くとお腹を壊しがちでしたが今回ばかりは眠るどころか横になるのもイヤになるくらいの痛さでしたので、タクシーを呼び自力で近くの病院に駆け込みました。
病院に到着し医師の診察を受けたところ、発熱もあり朝まで約7時間の点滴が必要と言われました。
日本とは比にならないとてつもなく痛い点滴の針を刺され、「治るのかこれ…」「明日の観光どうしよう…」「帰りの30時間のフライト耐えきれるのか…」と眠れぬ夜に不安に駆られながら治療を受け、翌日何とか回復することができました。
ただこうして治療に専念し短期間で回復できたのも、何より「治療費」を気にしなくてよかったこと、すなわち海外旅行保険に加入していたからだと思います。
点滴を受けた病院で診断書を書いてもらい、日本に帰国後すぐに保険会社に保険金を請求し無事保険金を受け取ることができました。
保険はもしもの時の経済的なカバーはもちろんのこと、その不安を払拭できるお金にかえられない「安心感」が本当に大切なんだなーと、実際に病気にかかった立場から考えることができ改めて保険の良さを実感しました。
代理店推進部 平口