転職と私

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

はじめまして。1月に入社しました事務企画部の大畑と申します。
ライフネット生命が3社目となります。
自己紹介も兼ねて、今日は私が転職を重ねた理由について、お話したいと思います。

遡ること大学時代。私は自宅からほど近いショッピングセンターにある書店でアルバイトを始めました。私は小さいころから読書が好きであったのと、紙の感触が好きで本屋さんで働いてみたいと昔から思っていたからです。そこは大型のお店で、児童書から洋書まで様々ジャンルの本があり、お客さまの層も様々。本を通して、その人がどんな事に興味を持っているのか知ることができました。

1年くらい経ち、私は別の書店でアルバイトを始めました。通学途中の乗換駅内にある小型書店です。友人からは、せっかくなら違う種類の仕事にしたら?と言われましたが、通学中に大繁盛している店内を見て、これまで働いていた書店とどのような違いがあるのか知りたいと思っていました。

2つ目の書店の主な客層はビジネスマンと学生、旅行者の割合がとても多く、本の種類も限られていました。しかし、お客さまが欲しいものだけ置いているので本は飛ぶように売れていました。書店はどこも同じに見えるけれど、場所もお客さまも変われば売るものも売り方も異なるのだということを学びました。

そのあと私は実際にどのように本が作られ、流通しているのか興味を持ち始め、とある出版社でアルバイトをする機会を得ました。出版社に憧れを抱いていた私は、華やかな世界を想像していましたが、現実はとても大変な仕事でした。作り手の苦労を間近で目にしたことや、書店に本が置かれ私たちの手に届くまでの道のりを知り、私は更に本が好きになりました。そして、何かを理解するためには、様々な視点から見ることが大切なのだということに気づきました。

このような経験をしていたからか、私は新卒で損害保険会社に入社、数年働いたのち、金融機関向けのサービスを行っている会社に移りました。大学時代の頃と同様に、色々な角度から"保険"や"会社"というものを見てみたかったのです。慣れ親しんだ会社から離れるのはとても勇気のいることでしたが、一歩外に出てみると、まだ知らなかった事柄やこれまで接することのなかった人達に出逢うことができました。少し遠回りをしたかもしれませんが、自分の目や耳で確認することは私にとってとても重要で、様々な場所で経験したことはひとつも無駄ではなかったと思っています。

暫くして、私はもう一度保険会社で働いてみたいと思うようになりました。
私がお客さまや会社に対してすべきことや、できることが見えてきたからです。
ライフネット生命に入社して約1カ月、私の知っている"保険会社"を良い意味で裏切ってくれています。社員を色に例えるなら虹色。色々な個性や経歴を持った社員が集まっており、新しいものを世の中に送り出せている理由が分かります。

私も会社を彩る一員として、これまでの経験や学んだことを活かし、また私自身も契約者であるので、お客さまの視点を常に忘れずに、皆さんに喜ばれる商品やサービスづくりに貢献していきたいと思います。

これから、どうぞよろしくお願いします。

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