先日、会社のボウリング部の活動に参加しました。
ボウリングってこんなに難しかったっけ?と、中学生ぶりにやる球技に嫌悪感を抱きながら、周りの大人達が投げる球を目で追っていました。
快音を響かせ、はじけ飛ぶピンに笑われている気がして、私はさらに意気消沈していきました。
「ガソリン入れとく?」
ガーター連発で笑顔が消えた私にかけられた言葉。
初めはその言葉の意味が理解できませんでした。
・・・ああ、なるほど、これは確かにガソリンだ。
副部長Kさんに手渡された銀色の缶。
口に近づけるにつれ感じる香りは、ガソリンというよりは麦芽で、違和感なく喉を通っていきました。
2ゲーム目の初球、人生初のストライクを獲ることができました。(ガソリンすごい!)
思わず振り向いた目線の先には、手にガソリンを持ったふざけた大人達。
私に笑顔が戻りました。
【力投する高橋名人】
もともと上手だった皆さんは、2ゲーム目以降もストライク、スペアばかりのハイスコア。
ボウリング場係員の方々まで興奮するような展開になっていきました。
何よりも一番楽しんでいたのは部員達で、いくつになっても全力で遊びを楽しむ姿勢、粋な心遣いはとても素敵だと思いました。
そんな人生の先輩に囲まれて、私は恵まれていると思います。
彼らのようにいぶし銀な魅力を身に付けることが大事なのだな、と勉強になった日でした。
とても楽しかったです。
ホントはバスケットボール部の 鈴木