地域によって、味も見た目も違うものお料理って結構ありますよね。
よく聞くのが、お雑煮のすまし汁な関東風と、白味噌仕立ての関西風や、かけ蕎麦の濃い口つゆの関東風と、薄口つゆの関西風などなど・・・
お好み焼きも、関西風と、広島風ではぜんぜん違います。
自分の育った環境で食べてきたものが当たり前の基準になっていて、思っていたものと違うとビックリしてしまうことがあります。
みなさま、オムレツというと、どんな料理を想像しますか?
ちなみにWikipediaでは
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オムレツ(フランス語: omelette)は、玉子を割って溶き、塩・胡椒などで味付けをし、バターや油をひいたフライパンで手早く焼いた代表的な卵料理。
多くは木の葉型で中央が丸く盛り上がった形をしている。
食材も作り方も非常に単純で、家庭でも簡単に、かつ短時間で作る事が出来る。
このため、特に朝食のメニューとしてたいへん親しまれ、世界中どこの国でも普遍的に作られている。
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とのことです。
中身が半熟のふわふわオムレツ美味しいですよね~。
お店で食べるオムレツはなんであんなに綺麗に半月形に作れるんだろ・・・
と、「オムレツ」という単語に、今ではすっかり、私にもこの料理のイメージが浮かぶようにはなりました。
が、実は私が子どもの頃から親しんでいた「我が家のオムレツ」は、違う形状だったのです。
我が家で今日はオムレツ!という日に出きた料理は「オムライスのライスの代わりにコロッケのタネを卵で包んだもの」だったのです。
私はこの母が作ってくれる「我が家のオムレツ」が大好きで、「オムレツ」は、いつもお代わりして食べてしまう大好物料理です。
この料理がオムレツだと思い育った私が、高校生の頃、友人と一緒にいったオムレツ専門店ででてきた一般的なオムレツとの違いに、カルチャーショックをうけました。
私が思っていたオムレツは一般的なオムレツではなかった!
自分が思っていたものと違うことって結構ありますが、あれから十数年たっても思い出す衝撃的な思い出です。
この話を、笑い話として友人に話すと「でも、それ美味しそう!今度作ってみる」と言ってもらうので、ひょっとすると、いつかは「我が家のオムレツ」一般的なオムレツになる日が来るかも?!
今はどちらのオムレツも大好きです。
事務企画部 堤