みなさま、こんにちは。お申し込みサポート部の池田です。素敵な夏をお過ごしでしょうか。
私は6月に、早めの夏休みをいただいて、イタリアに行ってきました。
フィレンツェでは、12年前にやり残してしまって「次回のお楽しみ」としていたことを、いくつか経験することができました。
そのひとつは、「ヴァザーリの回廊を歩く」こと。
あまりの行列の長さに、ウフィッツィ美術館にすら入れず、残念な思いをしたのでした。今回はしっかりとツアーを予約して、ヴィーナスたちにご挨拶した後、見学してきました。
この回廊は1565年に建造され、ヴェッキオ宮殿とウフィッツィ美術館、そしてピッティ宮殿までを繋いでいます。
約1kmにわたる回廊に、約700点もの絵画が飾られています。
肖像画や自画像から、各時代の流行などが感じられて、楽しい時間が続きます。
コジモさんもこんなふうに川を眺めたかしら。
そして通りも。
回廊に直結したメディチ家のお席があるサンタ・フェリチタ教会は、あまりの美しさに息が止まるほど。
最後はピッティ宮殿横にある、ボーボリ公園内ブォンタレンティの洞窟にでます。
その後、街を歩いていたら、中世の衣装を着けたパレードに遭遇。
たくさんの旗振り隊が続きます。
歴史的な人物や画家たちと同じものをみている、と感じられる嬉しさは、年を重ねても変わらず。
今回は宿題をもちかえらずに、大満足して戻ってまいりましたが、街を眺め、美しい絵画に囲まれたときに、どんなことを感じるのかを楽しみに、また10年くらい経ったら、フィレンツェを訪ねてみたいと思っています。