色鮮やかな季節になりました

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

11月に入り、急に日も浅くなり冬の訪れを待つ秋色に染まり、街を行き交う装いも色鮮かな今のこの季節がとても美しく感じます。みなさんはどのようにお過ごしでしょうか。

わたしはというと、週末子どもを連れて紅葉狩りに出かけ、葉っぱの色が変わることを、紅葉というんだよ園児に頑張って伝えましたが、「じゃあーどうして赤くなるの?」という真正面からとてもとても素直な問いを受けたので、その素直さに答えるために少し調べてみました。
義務教育でも習った内容かもしれませんが、私自身が節々しか記憶がありませんでしたので以下、私が調べた範囲でトリビアっぽく。

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↑昭和記念公園の日本庭園にてパシャリ

まとめ:一言でいうと葉の老化現象時に生じる色素の変化(らしい)
葉の葉緑体に含まれる「クロロフィル」は、光の三原色の赤、緑、青の中から、赤と青の光だけを吸収して、緑の光は反射される。そのため葉は緑色に見える。これが通常の状態で春から夏にかけて見られる葉の色。

そして、秋に葉色が変わるのは、寒さにより葉の働きが衰え、前述の緑色に見える成分であるクロロフィルが分解され、赤の色素アントシアン、黄の色素カロチノイド、茶の色素タンニンが葉に蓄積されるため。それぞれ今の時期に見られる彩度の高い鮮やかな色になる。
また一括りで紅葉と言われますが、厳密には赤に変わるのを「紅葉」、黄に変わるのを「黄葉(おうよう)」、褐色に変わるのを「褐葉(かつよう)」と呼ぶようです。

このような紅葉を見るという体験も、大人からすると慣れ親しんだもので素直な疑問すら沸きづらいですが、子どもの新鮮な体験から生まれる、至極純粋な知的好奇心の固まりには、幾度となく諭されることが多い今日この頃です。

寒くなってきましたが、みなさま風邪などにお気をつけてお過ごしください!
お申し込みサポート部の加納でした。

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