THE ANGEL'SHARE

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

先日「THE ANGEL'SHARE(ザ・エンジェル・シェア)」という映画を見ました。

内容については、まぁ、そこそこ面白かった・・・程度の感想で収めてしまおうと思うのですが、みなさんはエンジェル・シェアという言葉を耳にされた事があるでしょうか?

日本語では「天使の分け前」とされています。さて、一体何が天使に分けられているのでしょうか?
・・・・・
実はウィスキーが天使に分けられています。

ウィスキーと聞いてみなさんは琥珀色の液体を想像されると思いますが、出来たて(蒸留直後)のウィスキーは無色透明で、その液体を樽で熟成させる事で、琥珀に色付いていきます。

そして、色では無く、肝心の「天使の分け前」に戻ると、その樽での熟成段階、ものによっては数十年という長い年月樽で熟成される訳ですが、熟成中の1年で中身の液体、ウィスキーが凡そ2%ずつ揮発していくそうです。

なので、樽の個性や貯蔵環境によって前後は出るようですが、30年もすると、元々樽に入れた量から半分近く減る事になります。そして樽を開けた人が、

「あ、減ってる・・・」 ⇒ 「きっと天使が・・・」
みたいなところが起源になったんだろうと思います。

この「天使の分け前」という言葉を聞くにつけ、少しネガティブ思考なのか、良からぬ仮説にばかり進んでしまいます。

1.「あ、減ってる・・・」 ⇒ 「きっと天使が・・・」 の発見者が泥酔者だった

2.本当に天使が飲んでいる。← 人間界の飲物をこっそり飲んでいるんですから、ろくな天使ではありません

3.蒸留所のスタッフがこっそり自分で飲んだのを天使のせいにした ← ろくなスタッフではありません

と、結局はろくでもない結論に至ります。(笑)

勿論、実際には揮発しているのであり、そうと知りつつ可愛らしい表現を取っている。
素敵なユーモアですよね!? (と、信じるまとめ方を最終的に採用しました。)

因みに、結構近い発想だと自負してますが、ウチにはティースプーンを持っていってしまう小人が何年か前まで居ました。(笑)

ウィスキー、ティースプーンに限らず、よーく考えてみると、みなさんのお宅にも、その類の天使やら小人やらが居るかも知れません。少し楽しめるかもしれませんので、良かったら思いを巡らせてみて下さい!

コンタクトセンター 畑野

※お酒は楽しく適量を

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