まさに「手習い」

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

残念ながら、字がキレイではありません。というか、汚い。

走り書きとか、他人には読めないので、ある意味便利だなと思えるほどです。
旅先からたまに親にハガキを出すと、実家に帰った時に付箋が貼ってあって、ここなに?と言われます。

同僚が不在のときに電話取って書く伝言メモも、かなりひどい。
この前、おっ自分よりひどい字のメモがある、と思ったら、ちょっと前に置いた自分のメモでした。

何かの折に、会長の出口に「悪筆でスミマセン」と言ったら、まったく否定してもらえず、字は大事だからねぇ、と石川九楊先生の本を勧められました。勉強になりましたが字が上手くはなりませんでした。

なので会長秘書の提案に乗っかり、月2回ランチの時間に先生をお招きして、美文字の稽古を始めました。
手始めに自分の名前の漢字の練習をしたら、筆順を数十年のあいだ間違えていたという衝撃の事実を受け入れたところです。

今週は平仮名の稽古がありました。平仮名こそむつかしい。
稽古帳でなぞったり、朱で直されたり、花丸いただいて喜んだりして、小学校の時私は何をやっていたのだ…と思いますが、better late than never。
3月 川越さん.jpg
「も」はタテの線から書くってご存知でしたか。常識ですか。

真面目にキレイに字を書こうとすると、姿勢が大切だということに気づきました。
背中を丸めてこちょこちょ書いていると、視野が狭くなって全体のバランスがわからなくなるのです。
背筋を伸ばして、書きたい文字を身体の中心に据え、丹田に軽く力を入れて、でも肩の力は抜いて肘から動かす。これはまさに武道かもしれない。

あいかわらず伝言メモはアレですが、汚い代わりにスピードが極めて早いという長所を優先して、そこは諦めています。ということで、私の字が上達しても同僚が気づくことはなさそう。

企画部川越でした。

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