全日本フィギュアスケート選手権を見に行ってきました

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

もう1ヵ月以上前になりますが、12月22・23日に、母とさいたまスーパーアリーナで開催された全日本フィギュアスケート選手権を見に行ってきました。今回はソチ五輪の代表選考会も兼ねており、また今期限りで引退する選手が多いため、非常に注目された試合でした。そのためチケット入手は難航しましたが、母の情熱のおかげでなんとか良い席で女子シングル(ショートプログラム・フリー)・男子シングル(フリー)を会場で見ることができました。

最近はフィギュアスケートの大きな試合はテレビ中継されることが多いため、見られる試合はよくテレビで見ているのですが、やはり会場での臨場感は圧巻でした。会場は約36,500の収容人数ですが、ほぼ満席、お客さんの8割ぐらいは女性で、選手の演技を見ながら泣きだす人もちらほら。また、特定の誰かのファンだったとしても、他のライバル選手が良い演技をした時には、心から声援・拍手を送り、褒め称えるという、質の良いお客さんが多いのが印象的でした。

フィギュアスケートに限ったことではないですが、よくアスリートは自分のベストを尽くせたか否か、というコメントを口にします。例えば速さを競うような競技の場合は、結果がはっきりと数字にあらわれるので、仮に結果がついてこなくても自分のベストを尽くした場合は自分で納得し、晴れ晴れとした表情になります。フィギュアスケートは採点競技なので、時々自分の感触と結果が異なってくる場合があるようで、その辺りは昔から議論がなされているように難しいところではありますが、本質は同じで、いかに自分自身に集中し、自分の納得がいく演技ができたかが、選手のこれまでの競技生活が報われるかに繋がるように思います。

アスリートを見ていると、私自身も常に自分のベストを尽くしているか、ということを考えさせられ、全然できていないなと反省します。昔から器用に何でもそこそこの力しか出さずに、何も大成することなく、よって充実感もそこそこ、といった流れが癖になっており、全力で何かをやるといったことがなかった気がして恥ずかしい気持ちになります。これからの人生の中で、一つ一つのことを全力で取り組んでいけるように心掛けたいと思います。

ソチ五輪では、何時スタートなのかは未確認ですが、フィギュアスケートだけは絶対に生中継で見たいと思い、楽しみにしています。
2月 波多野さん.jpg
経理部 波多野

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