やったことがないことをやってみる

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

コンタクトセンターの三宅です。
先日、浮世絵を購入しました。浮世絵を買うのは初めて、というか絵を買うこと自体初めて、額装するのも初めてと、初めて尽くしの体験でした。

きっかけは引っ越しです。偶然ですが、浮世絵で描かれることが多い土地へ越したので、近所が舞台になっている浮世絵を飾ってみようということになりました。

浮世絵といえば神保町。・・・なのかどうかはわかりませんが、ひとまず浮世絵を扱っている神保町のお店へ。明治時代に創業したという老舗で、何とも風情のある店構えです。どんな作法で選べばいいのか、何順に並んでいるのか、相場はいくらなのか、額も売っているのか等々、初心者の私たちは右も左もわかりません。表に出れば見慣れたチェーン店も並ぶ神保町ですが、一歩中に入るとそこは昭和初期(そんな雰囲気なのです)。大都会の真ん中でタイムワープしたような気持ちです。

次は額装です。浮世絵のお店では額装はしておらず、聞けば「裏の●●堂さんでやっていますよ」とのこと。
●●堂さんには額装専門のフロアがあり、ものすごい数の額が置いてあります。どこから手を付ければいいかわからず茫然としている私たちに、額のプロが親切にアドバイスしてくれました。淡い絵柄には淡い色の額縁が合いますよとか、額縁と絵の間に埋める台紙(これまた何十種類もある)は布目を選ぶと風合いが出ますよ、などの助言を受けて、無事に額選びも終了。

一週間後に額装されて我が家に届いた絵はこちら。
1月 三宅さん.jpg
複製ですので、額代入れても2回飲みに行く程度の出費です。それでもかなり新鮮な体験ができました。神保町でのタイムワープだけでなく、絵を飾るスペース確保のために断捨離してすっきりしたり、絵の前に何か置きたくなってぐい呑みを並べてみたり。さらにぐい呑みを買い足しに益子まで出かけたり。ささいなことですが、浮世絵をきっかけにして世界が広がり、生活が豊かになった気がします。
世界が広がるということは可能性が広がるということ。今年は、「やったことがないことをやってみる」というのを目標にしようと思います。


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