親父と息子

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

こんにちは。マーケティング部の関谷です。
突然ですが、みなさんは親との関係っていかがでしょうか?
僕は親父とはどこか余所余所しさがあったのですが、最近になってやっと変わりました。

僕の親父は、僕が幼少の頃から仕事と家庭に全力投球で、平日は朝から晩まで仕事、週末となれば僕や近所の子供たちの遊び相手にとことん時間を使う人で、自分への贅沢は全くと言うほどしない親父でした。 今思うと、キャッチボールの相手やら、毎週末本当によく遊んでくれたと思います。
そんな親父とも、中学生にもなると会話は減りはじめ、そこに僕の反抗期も加わり、親父と二人きりなることさえ拒むように…。それは高校・大学・社会人となってもあまり変わらず、親父との会話はいつも、取るに足らないものばかり。照れ臭さもありました。でも、親父と息子、男同士はこんなものなのかなという思いもあり。

そんな親子関係の関谷家ですが、先月僕がハワイで挙式をするため、親父を連れていくことに。
実は63歳にして人生初の海外旅行となる親父(飛行機に乗るのも2回目)、さすがに僕も心配に。
「パスポート作った?」
「そもそも飛行機大丈夫?」
「英語全くできないけど、一人でホテル滞在できる?」
「ドル使える?」
こうも心配事があると、自然と親父との会話は増えていくものですね(笑)

実際どうだったかというと、そんな心配はよそに、親父はフライトも寝ずに楽しんでおり、ホノルルでは暇さえあれば一人買い物に出掛け、ハワイ島では優雅な時間の流れや景観に感動。「外の世界を見るっていいもんだ!今年は良すぎる年だよ。来年が怖いくらいだ!」と興奮気味でした。

わたしたち親子の会話も、この数日の旅行中で、昨年1年間の会話量を上回ったのではないでしょうか。久しぶりに親子二人、壁を取り払って楽しく時間を過ごせたと思っています。良いきっかけになりました。

気付けばもうすぐお正月。
今回は実家に戻っても、照れなく親子の会話ができそうです。

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