受験勉強をしていたころ、数学の解けるか解けないかくらいの問題を1問だけ頭に入れて、布団の中であーでもない、こーでもない、と考えるのが好きでした。
楽だけど、勉強してる気になれたから好きだったのだと思いますが、本当は自分でも、机に向かってちゃんと紙に書きながらやったほうが時間効率は良いだろうということは判っていたと思います。
今は電車の中で仕事のことなど考えることもありますが、家に着いたら帰り道何を考えていたかなんて、ほとんど頭に残りません。
半年ほど前、8インチ弱の小さなタブレット端末を買いました。ずっとニュースを見たり、電子書籍を読んだり、という使い方しかしていませんでしたが、最近、考えたことを、電車の中や、布団の中でタブレットに書くようにしています。
文章を書くことは別に好きではありませんが、考えたことを忘れないし、書くと考えがまとまりやすいし、思いついたことを、とても気軽に書き留められ、寝転びながらでも、まとまった量の文章も入力の際の不便はそれほどなく、書くことができます。
昨晩はこのブログの締め切りも近かったので、帰りの電車の中で原稿を書いてみたところ、酔っていたこともあってすぐに出来上がりました。
醒めて読んでみると大変くだらない文章(これも大した文章ではないですが、相対的に)だったので全く違うものを書き直しましたが、電車の中や寝る前の時間をなんだか有意義に使えるようになった気がします。
お客さまサービス部 馬場