システム部の飯塚です。
前回水道について書かせて頂きましたが、水つながりでダムのお話です。
水関係の施設で、横綱といえばやはりダムでしょう。
自然との兼ね合いから、ダム建設の是非についての議論はありますが、山奥に巨大な建造物を作るという、土木技術もすごいものです。
巨大建造物プラス水ものということで、当然ダムは大好物なのですが、実は私、高所恐怖症で水恐怖症です。
写真のように天端(てんば:ダムの一番上の部分)から、下を見下ろしたりすると、背筋がゾーッとします。なので、ちょっと離れて手だけ伸ばして写真を撮っています。
水についても、自然の河川、海、湖などは大丈夫なのですが、人工物と水の組み合わせは非常に恐ろしいです。地下水路が最強ですね。
にも拘らず、ついつい見に行ってしまいます。
落ちたら?、流されたら?などと、想像しながらも行ってしまいます。
ところで、ダムにはいろいろな種類があります。
建設方法による違いもありますし、使用目的による違いもあります。
私の最近のお気に入りは、長野県と群馬県の県境付近にある、南相木ダムと上野ダムです。
これらのダムは、主に揚水発電を行うためのダムで、南相木ダムに溜まった水を、下流の上野ダムまで流し、その落差による水力を利用して発電します。
発電を行う神流川発電所は、これらのダムの間に位置し、なんと地下500メートルの空洞内部に発電機が設置されているというすごいところです。
発電機を回して上野ダムに流れた水は、夜間の余剰電力を利用して、今度は上流の南相木ダムに汲み上げることになります。
上流の南相木ダム、途中の神流川発電所、下流の上野ダム、3つがセットで成り立っているわけです。
ウェブで検索してみても、これら2ダムについてはかなりの情報があり、1週間くらいは楽しめるかも?ダムマニアだけでなく、発電・送電マニアも注目のこれらのダム。
来年こそは行ってみたいと思っています。
ちなみに写真は秩父にある浦山ダム。
重力式ダムとしては全国2番目の高さ(156m)だそうです。
なんとエレベーターでダムの中に入れます。
東京からも近く、初心者にもおすすめ?です。