大切な人がそばにいて、健康であればそれだけでいいと思う。

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

先月、巷で大流行している手足口病にかかりました。
水を飲むのも躊躇するぐらい喉が痛すぎて、まさに生き地獄でした。
不思議なことにおなかは空かなくなるので、健康診断前にはちょうどよかったですが。
病気になると健康が恋しくなるし、保険の安心感が身に染みるわけで…
いろいろ考えさせられる2週間でした。

8月からライフネット生命6年生になりました。
最近、就業不能保険「働く人への保険」の開発当時を振り返ることがありました。
商品開発の背景には、社会的な問題意識や経営トップの方針などありますが、
自分自身にも強い思い入れがあります。

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そのときは別の会社で働いていて、姉から幾度となく携帯電話に着信。
父親がクモ膜下出血で倒れたと。
当時の自分は正しい判断ができないほど幼く、仕事が終わってから考えようとしました。
それでもモヤモヤ感は募るばかりで、前職の上司に相談。

電話をするなり、その上司に叱られました。
「お前は今何をするべきかわからないのか。今すぐ奈良に帰れ」
ハッと目が覚めて、新幹線に飛び乗りました。

新幹線の中では、父親の容体のこと、病院や担当医のことを家族から聞きました。
病院の対応に違和感があったので、友人に電話をして医者のお兄さんに意見を求めました。
救急搬送された病院から手術前に転院させることは普通じゃないけど、
自分なりに納得するために転院させることを決断。

急いで前職の医長に相談したところ、

すぐに近畿圏で症例数の多い医療機関のリストをまとめてくれました。
その後も深夜遅くまで何度も何度も力を貸してくれました。

このほかにも、いろんな人に助けてもらい、
たくさんの出来事がありましたが、長くなるのでここまでにします。
ちょうど節目のときだったので、個人的なことを書き連ねてみました。

父親の長期療養と途方に暮れる家族を目の当たりにして、
それを解決する一つの手段となるように就業不能保険を設計しました。

ちなみに、父親は今では後遺症もなく健康に過ごしています。

そして、さきほど登場した前職の上司と医長は、
今、ライフネット生命で一緒に働いています。

これが僕だけのサイド・ストーリー

商品開発部の杉田でした。

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