水モノ

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

週末になると自転車でウロウロしている今日この頃ですが、どこに行くか、どこを走るかというのは重要です。

元々ダムや発電所など、巨大建造物に心ひかれる私ですが、そこから水や電気がどのように流れていくか、掘り下げていくととても奥が深いものです。
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東京と埼玉の県境にある、多摩湖、狭山湖といった人造湖をご存知でしょうか?
正式には山口貯水池、村山貯水池といい、東京都の上水道として供給されています。
これらの人造湖は多摩川から水を引いており、さらにここから東村山浄水場、堺浄水場に送られ、みなさんの家庭に届けられます。

私がよく行く秋ヶ瀬取水堰。こちらは利根川の水を利根大堰から取り入れ、武蔵水路という水路を経由して荒川に入った水を取り入れています。
ここで取り入れた水は朝霞浄水場、三園浄水場へ送られ、水道水となります。

本題に戻って、どこを走るか。
貯水池、浄水場、取水堰、こういった施設を見に行くのもいいのですが、これらが
どのように結ばれているか。ここがポイントです。
今回ご紹介した上記経路のうち、武蔵水路以外は地下の水路(導水管)で結ばれています。

地下の水路!なんてカッコいいんでしょう!

水道道路と呼ばれている道路は大抵浄水場への水道管が通っている道路です。
荒玉水道道路などは結構有名ですね。
これらの道を走っていると、周辺に浄水場や給水所など水道施設が必ずあり、好きな人ならかなり楽しめます。

で、最近はどこを走っているか。

近所の暗渠を探して走っています。
暗渠とは、川や用水路を蓋をしたりしてふさいでしまったもので、大きな川の暗渠になると、跡地を普通の道路にしてしまうようなケースもあります。
私がハマっているのはもう少し細い、住宅地の合間にある路地のような暗渠です。

これが探してみると結構あるんですよね。
立ち入り禁止の部分や、潜り込んでどこに行ったかわからなくなったりしますが、地形を読みながらその先を探す。これがなかなか楽しいのです。

今まで気にしていなかったあの路地も、実は暗渠かも?

システム部 飯塚直樹


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