仮面ライダー時々ウルトラマンのち戦隊ヒーロー

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

タイトル見てハテナ?がついてしまいそうですが。
我が家の保育園に通う息子には熱すぎる存在、そう言わずと知られた悪と戦い、地球を守る正義の味方の皆さんです。

週末に観る機会を息子によって強制的に与えられた結果、子どもの頃自分が観ていたヒーロー達も少し違った視点で見ることができます。

いわゆるこの三大特撮ヒーローも、大きな枠で捉えると同じですが、それぞれ性質は異なります。
ウルトラマンは根っからの正義で言い換えるとなると「陽」のヒーロー、仮面ライダーは複雑な背景を持ちダーティな部分も垣間見える「陰」のヒーロー。
子どもたちの傾向を見ると、ウルトラ派、ライダー派で、微妙に別れていたりしますが、父親が何を観て育ったか、母親の俳優への関心など両親の思惑もかなり影響しているような気がします。

そして男の子がいる家庭では、お母さんが避けては通れないいわゆる戦隊モノ。
陽、陰の両方があてはまり、それぞれ性格が違うデコボコメンバーが集まり、強い絆を築きながらカラー別に分けられたキャラが、それぞれ良い所を活かし、マイナス面をチームで補いバランスよく配置されているのが特徴です。
最近のものは、私が幼少時に観てたものとは少し異なり、途中で悪役だったキャラがメンバーになったり、突如ニューカラーが投入されたり、ストーリーも単調ではなく、親を取り込むテクニックも垣間見えたりします。

当初戦隊モノは・・・と少し思ってたのですが、集団生活を学ぶ園児にとっては、友達への思いやりやフォロー、目的の共通化といったところで、絶妙にハマるようで、強いてつっぱねることはないなという結論に至りました。何より息子と一緒に観て普通に楽しめる自分もいますが(笑)。

ただ今はネット配信などで、観ようと思えば制限なく観ることができる時代なので、見せ過ぎには気をつけて、この日本が誇るコンテンツを通じ親子共に楽しめればと思います。

また、特撮テレビ番組はそのマーチャンダイジングによって大部分の収益を得る構造というのも、今になって子どもと観るとリアルに学べるところがあります。巧妙なテクニックと絶妙なタイミングで展開され、ここまでやるのかという露骨さはあるものの少子化の中、1世帯当たりの購入量の底上げに需要の刺激を工夫しているのが垣間見えて、そんな視点で観ても楽しめます。

ちなみに自分は何を見ていたのか、記憶がかなり曖昧ですが。
ライダーはスーパーワン、戦隊物はサンバルカン、ウルトラマンは再放送のセブンとかでした、んー懐かしい・・・。(ちなみに息子が好きなウルトラマンゼロは私の好きだったセブンの息子であることに思わず唸りました)

また過去を調べると、ライダーとウルトラマンは何度か空白期があるのですが、戦隊ヒーローは、なんとほぼ切れ目なく現在37代目だそうです。

幼き頃の自分と、今の自分の環境を照らし合わせると妙に感概深いものがある今日この頃です。


マーケティング部 加納

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