もったいない

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

こんにちは。経理部の茨木です。
前回のブログに引き続き貧乏くさい話で恐縮ですが、最近節約にハマっております。
節約といっても、主婦のお助け節約術!のようなマメ知識的なのものではなく、ただ我慢するといった地味なやつです。

元々うちの夫婦は、二人ともケチというか貧乏くさい性分でして、二人で何かをする時の意思決定指針は、「もったいない」に尽きます。

・「和民」はいいけど「座・和民」はもったいない。
・ホッピーのあるお店でビールを頼むのはもったいない。
・お通しはもったいないから、カットできるか毎回一応ダメ元で聞いてみる。などなど。

※全部お酒関係なのは気にしないでください。

結婚式の資金を貯めなければいけないという目的ができてからは、それにさらなる拍車がかかり、よりシビアな金銭感覚になりつつあります。
とはいえ、二人とも他人と呑む飲み会にはどうやら「もったいない」センサーが一切作動しないらしく、支払いに何の躊躇もなくなるのは不思議です。

こんなわたし達ですが、先日結婚後初めての年末を迎えました。
節約は年中無休ですので、当然年末だからといって贅沢をするわけではありません。
大みそかの日、某リサイクルショップにて、結婚後2重になってしまった漫画を売りに行ったのですが、1冊250円という高額買取によって、
思わぬ大金(実際大した額ではないのですが心情的に)を手にしたわたし達は、高揚する心をおさえつつ年末の買い物に向いました。
ですが、レジに並んだ時に、はたと気付きました。

私:「ねぇ、ネギしか買ってないんだけど。」
夫:「ん?あーそーだね。」
私:「なんかさー、漫画を売ったお金でネギだけ買う年越しってやばくない?」
夫:「・・・」←なんともいえない表情で。
夫:「・・・ほんとは刺身食べたかったんだよね。。。」
私:「!!!」

こーなったら大トロだろーがウニだろーが買ってやろーじゃないの!ということで魚屋さんに向かいました。
すると、魚屋さんでは正月用に仕入れたネタが余ったのかバーゲンが行われてました。
数分前は大盤振る舞いする気満々だったのですが、バーゲンを見るやいなやいつもの「もったいない」センサーが稼働し始め、定価コーナーではなくアメ横ばりの人だかりとなっているバーゲンコーナーへ。
彼は持ち前の長身を活かし、おば様達を悠々とかき分け本マグロの刺身(2,980円→700円)をゲット!!
おーーー!!!!!と喜び合うわたし達。
今思うと、その時のわたし達は、刺身を食べられるということより、76%引きで買えたことに喜んでいたような気がします。
これが手段の目的化か・・・と思うと同時に、楽しい節約を今後も続けていこうと決めたのでした。
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