支えられるということ

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

朝晩と涼しくなり、夏も終わりだなと感じる時期になりましたが、皆さま、いかがおすごしでしょうか。
わたしは、今年の夏を振り返ると、自分の気持ちの整理をつけるということをどのようにしようかと悩む時期でもありました。

両親と離れて暮らして20年ほどになりますが、東京と実家は距離があるため簡単に会うことは出来ません。平均寿命が男性は約80歳(平成22年簡易生命表によると)だとか、生命保険業界にいるとそういう数字には慣れ親しんでおり、自分の両親もそれと変わらないと何の疑いも持っていませんでした。しかし、わたしの両親の場合は、それに満たなく、自分の頭で計画をしていた「親孝行」の部分がほとんど果たせませんでした。

父の容態によっては、突然に電話があり、新幹線に飛び乗って病院へ行くという中、その到着するまでの時間は、長くもあり短くもある。この時間の間に、何があっても冷静にと、ジッといろんなケースを考える。このようにして過ごしていました。と、こう書くと、冷静に対処していたように見えるのですが、実際は、友人や同僚やパートナーに相当支えてもらっていました。

「わたしはこう考えるのだがどう思う?」と、窮地になるとこう聞くことを、最近はよくするようになりました。自分の今までの経験にないことの壁にぶつかったときには、特に。みんないろんな考えがあり、普段生活しているコミュニティやすごしてきた経験で、それぞれになるほどと思います。返ってくる答えは1つではありません。

最後はどうするかは自分で決めるにせよ、周りの人に考えを聞くというのは、とても勉強になります。悩んでいる時や先が見えなく・・・これはどうしようと思う時、サッと気持ちの整理がつくことがあります。

そんなことを考えていると、自分が一人で何でもできていると思っていた時期があるなと、恥ずかしながら思い、堂々とこのように書くのも勇気がいりますが・・・。自分一人で解決できないことでもまわりに支えてもらっている、このことがよくよくわかると心がジーンと動きます。この夏は、そのようにして時期を乗り越えたなとふと思うのです。

振り返りはこのあたりにして、10月に入り、さぁ新たな気持ちでいくぞ!と思っています。

マーケティング部 村岡


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